あしび園では、毎年卒園されたお母さん方に来て頂いて、お話を聞く機会を設けています。
あしび園は、通い方が3パターンあるので、3日間違うお母さんに来て頂き話を聞かせて頂きました。これまでの子育てを振り返って、しんどかったことや大変だったこと、そんな中であしび園との出会いがあったこと。どの方も、あしび園に通い始めると、今より生活や子どもの様子が変わり楽になるのではないかと思っていたら、全く違っていたと言われていました。
あしび園では、親が思い描く姿と目の前の子どもの姿は違うことも多く、よけいにしんどくなったり、焦ってしまうことも多いと話されていました。それでも、子どものためになるならと、必死で通い始められ、そこからお母さんやお父さんとの関係の中で、好きな遊びや好きな人…と好きなことがいっぱいの生活になって、少しずつ生活もしやすくなってきたと話されていました。でも、やっぱり大変だった…。
振り返ってみると、あしび園では、あそびを通して成長の大切な土台づくりをしていたんだと今なら思えます。だからこそ、今(あしび園での親子通園)を大切にしてくださいと、エールを送られていました。
あしび時代は、可愛いと思えなかったけれど、今は、子どもが可愛くて仕方ないと声をそろえて言われていたことが印象的でした。長い道のりではあるけれども、子どもの気持ちが分かってくるようになって、親も変われた。親子でだんだんと成長してきたというお話をして下さいました。
話を聞いた後日、お母さん方とのおしゃべり会では、お話を聞いてどうだったかを話題にしながら、みんなで共有し合いました。
お母さんからの感想の中に、「子育てには正解はない、正解かどうかは分かりませんが、最近子育てでの正解のようなものが、ほんのすこーーし分かった気もします。子どもが顔をクシャクシャにしながら笑っている屈託のない笑顔。無邪気な声。楽しそうな笑い声。そんな姿が見れる。そんな姿が将来みれるのであれば、この選択は間違いではなく正解なのでは?!と感じています。笑顔って、本当にすごいですよね!!」と書いてくださいました。
本当に、そうですよね。これからも、子どもたち、お母さんやお父さん、家族みんなの笑顔がいっぱいになれるよう、私たちにできることを見つけていきたいと改めて思いました。
お話しして下さったお母さん方、ありがとうございました。
梅雨真っ只中ですが、雨の合間は暑くて、外では水や泥んこ遊びで盛り上がっています。
子どもたちが、“おもしろそう”“やってみたいな”と思えるためにも、環境や遊び道具を考えていくことは大切だと思っています。
「ジャーン」
ベビーベットとペットボトルの廃材、卒園されたお母さんの手作りのししおどし。これを使って何か楽しいものは出来ないかな~と、みんなで考えました。
この遊びは、どっちに入れようかな?こっちもいいけど、こっちもおもしろそうだなぁ…
と、どちらかを自分で選んで水を入れられる所や、水を入れるのも楽しいけど、水の流れを目で追いながら、最後の「カタン」という音がする所まで期待しながら見る等、工夫?満載で、なかなかの出来かなぁ…と自負しています!
ある日、子どもたちが、順番でトラブルになっていました。その時、双方のお母さん方が、“ピタゴラスイッチ♪♪~”と、この手作りの水遊び道具をピタゴラスイッチに見立てて、トラブルから気持ちを切り替えていく方法を見つけておられました。子どもたちは、歌に合わせて軽快に水遊びに夢中になり、トラブルも納まりました。子どもたちのやりたい気持ちを受け止めつつ、やりたいからこそ切り替える糸口をお母さん方も工夫され、そこで気持ちを収め切り替えられた子どもたちの姿。とてもステキな場面でした。
おもしろそう!と思って、近づいてこれなくても、ちゃんと遠くからも見ている子どもたち。繰り返しの中で、だんだんと近づいて来れたり大好きなお母さんやお父さんを支えにしながら、少しずつ気持ちを向けて来る…そんな気持ちの揺れが大切だと思っています。
今日も、ホースの水しぶきが楽しいな!!
2020年度も始まり、早くも2ヶ月が過ぎました。
とは言え、新型コロナウイルスの感染拡大により、緊急事態宣言が発令されたり、自粛生活になったりで、いつもの生活が出来ない毎日でしたね。
あしび園でも、自粛されて休まれていた方も多かったのですが、5月末からは子どもたちの人数も少しずつ増えている所です。
あしび園では、3蜜を防ぐ為に外遊び中心にし、お弁当を停止し早めの降園にしていましたが、6月からはお弁当も始め平常日課にしています。心配や不安は尽きませんが、衛生面でも出来ることを取り入れていきたいと思っています。
さて、子どもたちの大好きな乗り物の一つに、親子で乗れる三輪車があります。お母さん方が前に乗って運転し、子どもたちが後ろに乗ります。坂道を下って一緒にスピード感を感じたり、踏切で一緒に待ったり…一緒に楽しさを共有できる事ができる乗り物です。
でも、日々活躍していると、壊れるのも早いものです!!(サドルの部分)部品を探しても見つからず・・・どうしたものかと思っていたら、地域の方にお願いした所、快く直して下さいました。
以前より丈夫になり、しかも、背もたれまで取り付けて下さいました。これで、今まで通り親子で楽しい乗り物遊びが楽しめそうです。直してもらったことが、買った時よりさらに嬉しかったのは、私だけではなかったと思います。地域のTさん、本当にありがとうございました!!
お母さんたち、大切に使いましょうね!!
そして、6月になったので、あしび園ではどろんこ遊びの真っ最中!!しばらくの間は、この三輪車も車庫の中です。また、秋になったらお目見えします。楽しみですね!
だんだん暑くなってき、水の冷たさが心地よく感じる時期になりました。
あしび園では、6月に入ってから園庭では、水・泥んこ・泥だんご‥と楽しさ満載です。
お母さんのなかには、自ら裸足になっておられる方、手が荒れて痛いからと手袋をして泥だんごを作っておられる方など、どのお父さんお母さん方も一緒に遊びを盛り上げて下さっています。
とは言っても、沢山の人の中に入りにくい子や、汚れるのが嫌な子など一人ひとり子どもたちの思いも違います。なので、あっちこっちに遊びのコーナーがあり、泥が苦手な子はきれいな水をタライに用意して遊び始めます。また、人が多いのが苦手な子は、最初は少し離れた所に遊びのコーナーを作ります。
一人ひとりの子が楽しさを感じ、“もっとやりたい”“たのしい~”に繋げていくための遊びを私たちも模索している所です。
泥を触るのが嫌なH君、先生が沢山泥だんごを作ってみると、それを1個ずつ「えい!」と投げ入れることが楽しくなってきました。投げる度に周りからのリアクションがあり嫌な顔が、笑顔に変わってきました。
砂場では、どうやったら楽しい場になるかをお母さんが考えられ、大きな池とそこに水が流れ込むようにダムを作ってくださいました。お母さんが作ってくれた大きな池にみんなで水を流し込み、泥水の中をバシャバシャ大満足です。池の中で、石ころやビーズで宝物探しをしました。
池から池へ水が流れていくようにお母さんたちも手伝って下さり、園庭が地図のような遊び場に変身しました。そこここの遊びは一つでも、だんだんと繋がりあう遊びに変化していっています。
まだもう少し続く泥んこ遊び、みんなで盛り上げていきたいと思います。
3月に沢山のお友だちが卒園し、寂しくなっていましたが、
4月、新しいお友だちを迎え賑やかなあしび園が復活しました。
これからどんな生活が始まるのか、ドキドキの子どもたち、お母さん方‥
でも、心配をよそに園庭ではボール転がしや、乗り物あそびへと
気持ちを向けながら楽しさを満喫し始めているこの頃です。
今年度は、少し人数も少なくゆったりとした環境での
スタートになっています。
さてさて、3月に卒園したお母さんからステキなプレゼントがありました。
手づくりの『ししおどし』です。
あしび園では、5月ぐらいから水遊びが始まります。
それに間に合うようにと作ってきて下さいました。
どうやったらもっと楽しくなるかな?どうやったら子どもたちがもっとやってみたいと
思えるかなあ?‥‥と、思いを巡らせながら作って下さったこの
『ししおどし』 。 あしび園でのあそびを親子で満喫されていたからこその力作ですね!
遊んでいた頃を思い出い出しながら、ネットを見て作られたようです!よく見
ると、至る所に配慮がなされています。
壊れないように、危険がないように、いい音が出るようにと‥
楽しくなる工夫がいっぱい!
本当に、ありがとうございました。
子どもより、私の方が水遊びが楽しみです!
大切に使わせてもらいます。
この度の豪雨で被災された方々には、心より御見舞申し上げます。
豪雨が続き、その後はどうなるのかと思われる程の猛暑が続き、
そして、予測できない台風と、異常気象に驚かされる事ばかりですね。
あしび園では、プール遊びを始めています。
前年度まで使っていたプールが傷んできたため、
今年からリニューアルしました。
プールも少し大きくなり、高さも深くなりました。
お母さんが一緒に入ってもらっても、少しだけ余裕があります。
すべり台も、プールの中に入っても大丈夫になりました。
水の量は少なめですが、冷たい水の心地よさに、子どもたちの
喜びの声が響きわたっています。
すべり台は、短いけれどスピード感もあり、少々怖い子もいますが
子どもたちの大好きな遊びのひとつです。
何といっても、滑った所にはお母さんが居てくれて、
ユラユラしてくれるのです。
待つのが苦手な子も、やりたいからこそ順番を待っていますよ!
宝物さがし、きらきら光るビーズを探します。
ワニになって、手にいっぱいビーズを持ちながら探す子どもたちの目は、
本当にいいものさがしの目ですね!
お母さんも一緒になって「あったね~」と共感の声かけで、
さらに嬉しさ倍増です。
あしび園のプールは、そうは言っても狭いですので、
3グループそれぞれに分かれて入ります。
プール遊びと併行して、2階でのサーキット遊びもあります。
ちょっとハードですが、体をしっかり動かしたり、
お母さんとの楽しい時間を過ごしています。
バイキンマンジャンプや、坂道の所からオオカミが出てくる遊びが
盛り上がっていますよ。
梅雨真っ只中で、ムシムシと暑くじっとしていても汗がでる季節になりました。
雨上りの合間を見ながら、あしび園では、6月~9月はずっと
砂・泥んこ・水あそびを親子でダイナミックに楽しんでいます。
「泥んこ遊びなんてやったことな~い」
「裸足なんて久しぶり!!」
と言いながら、裸足になって外に出ているお母さんも沢山います。
それぞれに遊びのコーナーを作りながら遊び始めます。
水のタンクから水を運んだり、樋に水や泥を流して遊びます。
お母さんが泥だんごを作ってくれると、それを樋に流してみたり、
お母さん方も一緒に遊びを盛り上げて下さいます。
“汚れるのがイヤ”、“大勢の中で遊ぶのはイヤだな~”という子もいますが、
ゆっくり時間をかけながら楽しさをつくっていきます。
離れた所・きれいな水で遊んだり、みんながいなくなってから水たまりに入って
遊ぶなど、まず、安心して過ごせ、遊びにも興味を向けてくれるようになると
いいなという思いで、ゆっくりと楽しめる遊びを探します。
楽しくなってくると、水たまりの中を走りまわったり、ジャンプしたり、
的をめがけて泥だんごを投げてみたりと、どろどろになって遊びます。
「ワー!!」「キャー!!」という歓声!(特に大人の)お母さんや先生たちが
楽しく遊んでいるので、子どもたちにも“もっとやりたい”“もう一回”と繰り返して
遊びたくなるような楽しさがあふれてきます。
遊びの終わりがなかなか作りにくい子どもたちも多いので、
「あめだよ~」
と言って、ホースでシャワートンネルを始めます。
終わりを分かりやすく、そして、楽しみながら終われるように、
毎回雨を降らせています。
身体をきれいに洗う子どもたちは、
“今日の泥んこ遊び楽しかった”
と伝わってくるような、子どもたちの満足そうな笑顔に溢れています。
お母さん方も、きっと楽しかった?はずですよね。
次回も楽しみ!!
託児に来て下さっているボランティアの方々、本当にいつもありがとうございます!!
託児の方々のおかげで、“兄弟児と一緒に来ないと通えない”という方々も通えるようになっています。 1時間半の間、地域の方々や卒園されたお母さん方を中心に、兄弟児の子を見てもらっています。
沢山の兄弟児がいる時も、ボランティアさんは優しい笑顔で子どもたちに接して下さり、とても感謝しています。
ボランティアさんのおかげで、お母さん方もその間は1対1で子どもと向き合え、充実した時間が過ごせるようです。
曜日によっては、ボランティアさんがおられない日も多くなっています。明るく子ども好きの方、引き続きあしび園の託児ボランティア大募集中です!!