2回目の内科健診でした。子どもたち、落ち着いて診てもらうことができ、お医者さんに「みんな、いい子だね」と言ってもらいました。お医者さんが来ることは、もちろん、事前に伝えているのですが、それで安心するわけではありません。お医者さんがくることを聞いたばっかりに、「おいしゃさん、きらい」と早くも臨戦態勢に入る子。顔が一気に曇る子とわかるだけに不安を募らせていました。

さて、お医者さんを迎え入れるときは、いつもの朝の会のように、椅子に座ってまちます。紙芝居やペープサートをしながら、いつもの様子です。その延長で、受診の再現をして見せたりします。お腹を出して、口の中を見て、「元気ですか?」と、やり取りなどをしてみます。なんとなく楽しくなってきます。ですが、いざ、お医者さんがやってくると、緊張がはしり、顔がこわばります。じーとお医者さんを見つめ、名前を呼ばれて前に立つのも背筋が伸びているように見えます。

そんな中で、T君は自分で「○○くん」と名前を自分で言い、呼ばれていなくても前に立っていました。自分のタイミングで、意を決めて診てもらえて、ホッとしていました。嫌がっていたSくんも、先生のそばで、一生懸命、自分の気持ちを落ち着けていました。最後がいいとSくんも気持ちを整えながら、最後の意を決めていました。Rくんは、ずっとおびえながら、泣きながらも、お医者さんが帰るのを見送りに行っていました。「痛くなかった?」と尋ねると、「いたくなかった」と大丈夫なことも振り返っていました。

不安があるのが当たり前の内科健診。でも、怖いだけでない子どもたちの心の育ちがみえていました。怖くても当たり前!泣いたって当たり前!嫌だと思っても当たり前!そこから、子どもたちに得られることがあり、育てていけるようにどう支えるかが大切なんです。年末に、子どもたちの成長を感じることができる一場面でした。