日中の気温も高くなり、ムシムシしている毎日です。あしび園では毎年恒例の水あそびや、泥んこあそびが始まりました。昨年経験したということもあり、すぐに靴を脱いで園庭に走っていく姿がたくさんみられました。
先生の持っているバイキンマンの的に水鉄砲で水をかけると・・・
“ばしゃーーーん”バイキンマンの仕返し水しぶきがかえってきます。顔に水がかかって「たのし~」のこの表情!!
この表情見たさに、ついつい「もういっかい?」と聞いてしまいました。
発砲スチロールの的は、子どもたちの遊びの幅を大きく広げてくれます。こちらのクラスではおばけちゃんが登場して、なんと子どもたちの目の前で泥んこにされました。さて、子どもたちはどうするでしょう・・・
すると子どもたちは自分の使える道具を持って来て、ぼくたちがきれいにしてあげるよと、水をかけてくれました!!
年中、年長さんのクラスでは、あしび園の裏にあるびわが今年は豊作だったので、お家の人や先生に枝を持ってもらって“びわ狩り”をしました。
びわを食べたことがある子も、見たことがない子も、木になっているびわを一生懸命さがしたり、枝に何個ついているか数えたりしながら手を伸ばしていました。
「ちょっと、ママたかすぎる~」といいながらもつま先立ちになって収穫を楽しみました。
収穫したびわはおやつの時間に自分で皮をむいで食べました。食べたことがない子も友だちがあまりにもおいしそうに食べているので、少し口に運んでみて「すっぱー」と言っていましたよ。友だちと一緒だから楽しい、友だちと一緒だからやってみたい、そんな気持ちの育ちを感じた瞬間でした!
~あしび日和~
梅雨の真っただ中。雨が降ればお外には出られず、降っていなくても蒸し暑く、洗濯物も乾きにくく…なにかと、過ごしにくい時期ですが、その晴れ間を見つけては、「今日はいけそう!」と先生たちは外遊び(水どろんこあそび)の準備に余念がありません。
水が大好きでたまらない!という子がいる一方で、お水がちょっとかかるのも苦手、ましてや、泥んこなんて!、はだしになるなんて!!?という子もいますが、大好きなお父さんやお母さん、先生やお友だちが楽しそうに遊ぶ様子を見て、少~しずつ、少~しずつ、関心を寄せ、心を開いていきます。
「イヤダ!」と言いながらも、チラッ、チラッと見ては、また自分の世界へ。行きつ戻りつ。なかなか頑なです。
でも、そのチラッと見たところを大人は見逃すことなく、かと言って急がず、頃合いを見ながら誘いかけます。
「はじめの一歩」は、ドキドキするけれど、よかった!楽しかった!で終わりよしとしたいものですね。
今年は、水遊びも少人数なので、不意に飛び散る水しぶきを恐れることなく、ゆったりと楽しんでいます。
先生たちの仕掛けに心を弾ませて、おばけ退治も大いに盛り上がりました。
水遊びも、泥んこ遊びも、もぎたてのビワの実を味わうことも、この時期ならではの楽しみです。
親子でともに季節を味わいながら、子どもたちの豊かな情動を引き出していければと思います(園長)