運動会を目前に控えて。最後のレポートになりました。
運動会のフィナーレを飾るのは、恒例!年長太鼓です。
今年度の年長児は、25人の大所帯です。
さて、どうしたら、この25人がそれぞれに気持ちを高めて、大きな渦をつくることができるのか?
先生たちは、いっぱい悩んで、いっぱい考えました。
そして、選んだ曲が、おなじみ、SEKAI NO OWARIの♪RPG♪
取組みは、午睡が終わった9月の下旬から始まりました。
各家庭からも、「世界に一つだけ」の太鼓が続々と集まってきました。
子どもたちの思いとおうちの方の愛情がぎゅぎゅぎゅ~っと詰まった素敵な太鼓たちです。
この太鼓が、子どもたちにくれたパワーの大きさは、はかり知れません。
12時半にお片づけをした後にくまぐみでいったんお集まり。
それから、1時前に遊戯室に入って、連日、30分余りの猛練習が続きました。
初めの頃は、早く外で遊びたい!と、イライラソワソワして、なかなか気持ちが向かない子どもたちもいました。
積み重ねの中で、少しずつすることがわかっていきました。でも、楽しみはまだ、外遊びにありました。
「〇〇先生を見ること」「腕をまっすぐ上にあげること」「クルクルもゆらゆらも大きくするとかっこいいよ」そんな言葉を意識する中で、少しずつ子どもたちの顔が上がり、胸を張り、腕を大きく動かすようになりました。
外遊びへの期待感はありましたが、それを楽しみにしながらも、一回一回の練習に全力でのぞむ姿へと変わっていきました。
先生たちが、悩みに悩んだ28秒間の間奏は、子どもたちが力強くつながる、かけがえのない時間になりました。
そして、11日の木曜日には、年少児、年中児さんの前で披露しました。
どの顔も、少し照れくさそうで、でも誇らしげで、とても生き生きとしていました。
年中児さんからは、「カッコヨカッタ!」と、最高のほめことばをもらいました。
“空は青く澄み渡り 海を目指して歩く 怖いものなんてない 僕らはもう 一人じゃない”
“空は青く澄み渡り 海を目指して歩く 怖くてもだいじょうぶ 僕らはもう 一人じゃない”
かがやけ!年長さん!!