昨日は、10月31日。世に云う「ハロウィーン」のお祭りの日でした。
もともとは、日本にはない文化であり行事ですが、いつのころからか、クリスマスのような、にぎやかなイベントの一つとして、もてはやされるようになりました。
巷では、いろいろと物議をよんでいるこのお祭りですが、実は昨日、ひかり園でもプチハロウィーンが行われました。
子どもたちの到着を待ち構える職員室では、先生たちが、仮面とマントの試着?
なんだか、とっても楽しそう(*^^*)
ワクワクすることって、子どもだけでなく、大人にも必要なのです。
そして、先生たちのこのワクワクの正体は、子どもたちの反応への期待感なのです。
いつものように登園し、園庭で楽しく遊んでいる子どもたち。
・・・が!!!
突如、園庭が騒然となりました。
なぜって・・・
突然魔女が現れたのですから!!「キャ~~~!!!」ですよね(^^;)
でも、なんだか。子どもたちとおしゃべりしているみたい?
あれあれ?そのあとは、かごの中をのぞいていますよ。
どうやら、この魔女。
子どもたちから、例のことばを引き出そうとしているみたいです。
「トリック オア トリート!」(ごちそうくれなきゃ、いたずらしちゃうぞ!)
そうすると、ごちそうではないけれど、おやつをもらえるということです。
いつものひかり園では、ありえな~い!ことです。
でも、この日は特別。ハロウィーンだし、おやつをくれるのは、先生ではなくて、「魔女」なのですから(^_-)-☆
様子を見ていた子どもたちが、次々に集まってきます。
友だちの様子を見ていた子が、自分も、とチャレンジします。
怖いのだけれど、やっぱりおやつは魅力的?
「ちょうだい」していますね。
でも、やっぱり、怖いものは、怖~い!!!
だから、こうなります(^^;)
でもね、先生が抱っこして、不安な気持ちを受け止めてくれるから、なんとか身体を向けなおして、見事にお菓子をゲット(^_-)-☆
こちらでも、フンギャ~!
「オリタクナ~イ」と、先生にしがみつきます。
いくらおやつをくれると言っても、その顔が怖いの!!!
でもね、しばらくすると、先生の抱っこからスルリと降りて、「チョウダイ」ができました。
お菓子の威力もさることながら、先生に抱っこされて眺めているうちに、「こうすれば、こうなる」という見通しをちゃんと持てたということではないでしょうか。
一見怖~い魔女の存在も、療育の中では、子どもたちのこんな力を引き出してくれるのですね。
ワクワクドキドキの秋の一日でした。