毎年の芋ほりは、年長児さんの特権です。
掘ったおいもは、各クラスのクッキングややきいもに使うのですが、掘るのは年長さんのお仕事。
今年も、3グループの年長児さんが順に掘った畑を耕しに行くと・・・
1本だけ芋づるが残っているではありませんか。
1本のつるに一個のおいもでないのが、芋ほりの魅力。
そこで、今年は特別に、りす組の年中児さんにおすそわけ?!
一本のつるの根っこを掘ってみました。
ありました!わりと大きい!
こちらでも、掘ってる、掘ってる(*^^*)
ないかな?ないかな?と、仕上げの芋ほりに付き合ってくれました。
S君は、収穫したお芋3個を両手でしっかりとつかんで、そそくさと歩きます。
ここに入れようね、とかごを差し向けても、ヒョイッと身体をかわして下駄箱の方へ。
もしや・・・?と思った先は・・・
やっぱり!給食室だ!!
夏の間、キュウリを採っては給食室へ。なすを採っては、「おねがいします」と給食の先生に手渡しました。
その経験なのでしょう。
採ったものは、給食室へ持って行けば、給食の先生が、ちゃんと受け取ってくれることを知っているのです。
ヒョイッと身体を交わす姿にS君の「チガウ!」という思いが見えた気がしました。
こうやって、見通す力とともに、自我が育っていくのですね(*^^*)