2学期が終わりました。
季節は、夏から秋へと移り変わり、そして今は、冬を迎えています。
2018年もそろそろ終わりです。
今年の夏は、西日本が未曾有の大雨に見舞われ、この地域でも、大きな被害とともに不自由な生活を余儀なくされた方がたくさんいました。
いまだ、復興が進まない地域もあるようですが、改めて、一日も早い復興を祈りたいと思います。
終業式では、子どもたちとともに、この4ヶ月間を振り返りました。
夏休み明けには、プールも終盤を迎え、顔つけ、竿くぐり、伏し浮き、蹴伸びにバタ足、ウォータースライダーと、それぞれの課題に意欲的に挑む子どもたちの姿がありました。
それをバネにしてのぞんだ運動会では、一つひとつの課題に粘り強く挑戦する子どもたちの姿がありました。
もちろんそこには、楽しさがありました。
2学期の設定活動では、どのクラスも、つながり、繰り返しを大切に、楽しみの中で自信を積み上げていきました。
活動を通して、楽しい気持ちや頑張りを共有する中で、子どもたちのクラスの仲間への意識が少しずつ変わってきています。
まだ直接的な関わりは見られなくても、実は、いつも一緒に過ごす仲間に安心感を覚えていたり。それは、居心地のよさでもあります。
また、先生の背中やお膝を取り合ったり、友だちの隣に座りたい、手をつなぎたいといった関わりたい気持ちが膨らんだり、いつの間にか遊びの渦に加わっていたり、自分から誘い掛けてみたり…
その発達や特性により、関わり方は様々ですが、意識の変化もまた、様々に見て取ることができます。
園庭での遊びの様子も変ってきました。
毎朝のマラソンの光景もその一つです。また、乗物あそびや鬼ごっこ、縄跳びの渦も同様に盛り上がっています。
そんな渦に、職員が子どもを誘い、巻き込んでいくことも取り組み方の一つですが、「自由にあそぶ」ということが苦手な子どもたちが、心を惹かれて、自分からジワリジワリと歩み寄っていくような、魅力的な遊びの渦を創り出すことも大切です。
それは、決してにぎやかさでだけではなく、大好きな先生が楽しそうに笑っていたり、一生懸命遊んでいたり。ちょっと気になっている友だちがそうであったり。はたまた、その渦の中で、「すごいね」と友だちが褒められたりすることが気になったり。そうしたことも魅力なのだと思います。
午後の年長児の活動も、子どもたちにとって楽しみな時間となっており、張り切って活動に向かう姿は、年少、年中の子どもたちの憧れの気持ちを育ててくれているようにも思います。
これもまた、心惹かれる、日常の風景なのです。
12月に入ってからは、おもちつきにクリスマス会と楽しい行事が続き、クリスマス製作、年賀状製作と、この季節を満喫するような活動が続きました。
昨日は、子どもたちがいないので、静かなひかり園でしたが、「初詣はいつにする?」「出初式はいつ?」(消防署に問い合わせていました^^;)「発表会どうしようか?」などと、先生たちが楽しそうに話していました。
子どもたちの姿を思い描きながら、あれやこれやと考えるのは、楽しいものです(*^^*)
3学期も楽しい活動が待っていますよ。
冬休み中は、くれぐれも、事故やけがのないよう、楽しく過ごしてください。
ご家族の皆様には、今年も、園の運営にご理解、ご協力をいただきありがとうございました。心から感謝いたします。
よい年をお迎えください。