新入園児さんの単独通園が始まって、一週間が過ぎました。
文字通り、おうちの方と離れての子どもだけの登園です。
黄色いバスが近づくと、「待ってました!」とばかりに目を輝かせる子がいる一方で、いよいよ迫ってきたお別れの瞬間に、いっそう力強くおうちの人にしがみつく子もいます。
バスに乗っている職員は、そんな不安を「おはようございます」と笑顔で受け止めながら手を差し伸べて、バスへと招き入れます。
おうちの人にしがみついている時は、「だいじょうぶよ」と身体ごと受け止めます。
おうちの人と別れて、さみしいことも、心細くて不安なことも、ちゃんとわかっています。
だから、ダイジョウブ!しっかりと職員に託してください。
さあ、出発!
バスが動き始めると、次第に泣き止む子どもたち。
「よしよしよし」と背中をさすられているうちに、少しずつ気持ちが落ち着いて、バスからの眺めが見えてきます。
楽しい歌や手あそびが聞こえてきます。
一方で、もらい泣きする子もいますけれど・・・(^^;)
それでも、日ごとに、泣く時間は短くなっていきます。
だから、心配はいりませんよ。
いってらっしゃい!楽しんでおいで!と、力強く背中を押してあげて下さいね。
新しい生活は、不安もあるけれど、やっぱり希望に満ちています。
これから、大好きな人を見つけて、大好きなことを見つけて、バスに勇んで乗り込む姿へと変わっていくことでしょう。
おうちの人の方が、ちょっと寂しくなるくらい・・・
そんな日々を思いながら、明日も、黄色いバスが子どもたちを迎えに行きますよ。
待っていて下さいね(^_-)-☆