年長さんが植えた夏野菜の苗は、毎日の水やりとおひさまの栄養をたっぷりと吸い込んで、順調に育っています。
お当番さんは、日替わりで二人組。
どの子も、自分の植えた苗は、VIP待遇。あからさまにえこひいきしています(^^;)
ちゃぁんと、覚えているんですよね。感心します。
駐車場に出ると、迷わずじょうろを手に取って、水を入れます。
それから、慎重に水を運びます。
実は、これは、今日の2往復目。
真っ先にお水をあげたのは、自分の植えたオクラでした。
だから、今度はきゅうり。そして、とまと、なずびと、順にあげていきます。
それを見ていた子も・・・
よっし!ぼくもと、お水を運びます。
大人が使う標準的なじょうろですから、扱いは難しいのですよ。
「ヨイショ」っと持ち直して、お水を上げます。大きくなあれ!
駐車場奥のすいかにも水やりを済ませたら、じょうろを置いて、再び駐車場の奥へ。はて?
スッポン!おっと、玉ねぎを抜きました(すいかの隣にあります)。
先日抜いたのを覚えていたのですね(^^;)
それなら、ぼくも。
スッポン!ヤッタ!(先に抜いた子は、待っているのでしょうか?)
そして、子どもたちがまっすぐに向かったのは・・・
給食室。
「はいはい、ありがとう。ごくろうさま。」
水やりから、玉ねぎの収穫、そして、給食室まで。職員はただただ見守っていました(撮影しながら^^;)。
時に、ほめたり、共感したり。
何も指示をしなくても、促さなくても、子どもたちの気持ちは、ずっとつながっていました。
なぜならそこには、子どもたちなりの確かな見通しと楽しみがあるからです。
その見通しを支えるものは、興味と期待、そして、過去の経験から得た、喜びや楽しさ、おもしろさです。
それが、「自分でしたい心」「自分で決めたい心」の育ちへとつながっていくのです。
野菜と一緒に、大きくなあれ(^_-)-☆