6月になりました。
今年の5月は例年よりもとても暑い日が多く、まるで、梅雨が明けたかのようでした。
いえいえ、梅雨はこれからです。
ジメジメした蒸し暑い毎日が来るのかと思うと、ちょっと気が滅入ります…
きりんぐみの子どもたちが、傘の製作をしました。
あっちがいい⇔こっちがいい!だの、したい⇔したくない!だの…
活動前は、何かとすったもんだするきりん組の子どもたち。
その都度、子どもの思いを聞きだしながら、折り合いどころを探ります(^^;)
さあ、ようやく作業に取り掛かろう!
色紙を思い思いにちぎります。
細長いのもOK!
どんな模様になるのかしら?
のりを塗って、傘の土台に貼っていきます。
こちらは、年長さん。
色紙でしずくを折ります。
実は、年長さんは、ここにいるのです。
ホールに続く通路(戸を閉めると部屋になります(^^)v)
年中さんは教室で、色紙をちぎって貼って傘をつくります。
年長さんは、その傘を引き立てるしずく(雨)をこれまた色紙を折ってつくります。
そしてできあがったのが、この壁面!!!
色紙という同じ材料を使って、それぞれの年齢や発達、経験に見合った活動に取り組みました。
そして、見事な共同作品が完成しました!
ちぎったり、貼ったり、折ったりと、個々に活動に取り組んでいる時には、必ずしもこの景色は思い描いてなかったかもしれません。
こうして壁に飾られることで、子どもは、この中に、自分の手を通した傘やしずくが確かにあることを実感するでしょう。
そして、きっと、自分がここになくてはならない存在であると感じられることでしょう。
みんなで一つのものを作り上げることの中でこそ得られる手応えが、ここにはあるのです。
これもまた、「終わりよし」ということなのではないでしょうか。
この色鮮やかな傘たちのように、楽しげなしずくたちのように、心弾ませて、ジメジメの梅雨を乗り切りましょう(^_-)-☆