ポテチの試作中。
「水をしっかり取ると、カリッとするんよ」と、水を取ることの意味を、“なんだか美味しくなるぞ”という呪文のように伝えていきました。
みんながやっていることには、意味があって、“そうすることで美味しくなる!”“食べた人が喜んでくれる!”というつながりになって行きます。
できたポテチを自分で食べた時にも「カリッ」と音がしておいしかったぁと感じたと思います。
他のチームの年長さんに、おすそ分けした時も、「カリッ」としてて美味しかったと言われました。
水を取ることには、大事な意味があることを知っていくと思います。
さて、その作業をしていた子ども達に、終わった後にたずねました。
「どうやったら、カリッとするんか、教えてあげて!」と。
すると、「みずをなぁ、こうして(手で何かをのせるような格好)、こうするんよ(押さえる格好)!」と一生懸命は伝わってきますが、知らない先生からすると、???です。
「なんの水をとるの?」 → 「じゃがいも」 正解!
「なんで、とるの?」 → 「トイレットペーパー」 おしい!
「あれは、キッチンペーパーっていうんよ」
これは、先生がことばが足りなかったなぁと発見であり、反省でした。
こどもたちは、考えて一生懸命に答えを探ります。そんな中で、自分の知識を振り絞ったのが、「トイレットペーパー」でした。自分の知識の中に、ちゃんと、「キッチンペーパー」ということを知らせておくべきだったなぁと思いました。
物を知る!ことばを知る!ということが、今は喜びに感じている子どもたちです。
ことばを大事にしてあげないといけませんね。