先週は、今年度初めての参観日ウィークでした。
新型コロナウイルス感染防止の観点から、4、5月の行事は縮小、中止をせざるを得ませんでした。
5月の半ばに緊急事態宣言が解除されてからも、どういう形で、子どもたちに安全な療育の場を提供できるかという模索は続いていますが、
そうした中で、今回の参観日に踏み切ったのは、おうちの方の「安心」を考えたからです。
4月に新しい環境の中で一歩を踏み出した子どもたち。
教室が変わり、先生が変わり、友だちの顔ぶれが変わりと、変化のなかった子は誰一人いません。
とりわけ、新入園児さんにいたっては、おうちの方と初めて離れるという子もいますから、親子とも不安に違いありません。
どんな暮らしをしているのか、どんなふうに遊んでいるのか、週末のおたよりを頼りに想像だけが膨らんでいたことでしょう。
また、親御さん同士が「はじめまして」と顔を合わせることもなかったので、できるだけ早くこの機会をと考えていました。
設定活動は、お散歩や遊戯室でのリズムなど、親子で楽しみを共有しました。
ひかり園の参観日は、「見る」のではなく、「ともに楽しむ」のがモットーです。
暑い中、マスクをしたまま、園庭で、室内で、公園で、子どもたちとたっぷりと遊んで下さり、本当にありがとうございました(*^^*)
午後からの懇談も、自己紹介に始まり、子どもへの思いや悩みを共有し合う時間になったようですね。
おたより帳には、子どもと一緒に活動できて楽しかった、おたよりでしか知ることのなかった子どもの姿を実際に見ることができてよかった、できなかったことができるようになって驚いたりうれしかったなどなど…。
お母さんたちと話をして楽しかった、それぞれの悩みを聞いて共感したなどなど…。
うれしい感想をたくさんいただきました。
今後も、どのような状況が待ち構えているかわかりませんが、園として、子どもたちにとって、親御さんにとって大切なことは何かをしっかりと問いながら、よりよいものをつくっていきたいと思います。