運動会を終えて、ひかり園の療育も後半戦に入りました。
今年度は、登園自粛や分散登園の期間があったので、本格的に、子どもたちの生活づくり、仲間づくりが始まったのは、6月からですが、少し出遅れたものの、この時期らしい子どもたちの姿が見られるようになってきました。
くまぐみの給食準備の風景です。
11時半を目処に、設定療育が終了し、給食の準備が始まります。
活動の片付けをしたら、それぞれにおトイレに行ったり、机を出したりと、「自分のこと」と「みんなのこと」が並行で進む時間です。
「自分のこと」を済ませた子が、「みんなのこと」に取り掛かり始めます。
中には、「自分のこと」はさておき、「みんなのこと」に参加する子もいます。
つい「自分のこと」を求めたくなりますが、その発達によって、そちらが後回しになってしまうことがあります。
「自分のこと」はいつもしていることですが、「みんなのこと」はちょっと特別な感じがするのかもしれません。
そこに憧れの気持ちが芽生えたり、やってみたいと興味がわいたりするは、素敵なことだと思います。
お皿に盛り分けられたおかずをトレーに配膳していきます。
一つのトレーにひとつずつ。配り忘れはないかな?ぐるりと見渡します。
こちらはお茶くみ。
こぼれないように、「ちょうどいい」量についでいきます。
ここでは、手元をよく見る力とポットの傾き加減など、調整をする力が求められます。
だんだん配膳が整っていきますよ。
さっきよりも、子どもたちが増えているのは、「自分のこと」を済ませた子どもたちが加勢しているからです。
「みんなのこと」を楽しみにして、「自分のこと」を手早く済ませられるようになったら、それも成長ですね。
さあ、全部配れたかな?
「もういいかい?」
「もういいよ~」
配膳してくれたみなさん、ありがとう。ごくろうさまでした(*^^*)