年長さんが、先日ほったお芋で、焼き芋大会をしました。
焼き芋で使う木の枝は、園庭整備の日に剪定してもらった木と、子どもたちが山登りに出かけて拾ってきたものです。
ところが、「落ち葉がないよ!」ということで、急遽、園庭にじゅうたんのように舞い落ちていた銀杏の葉っぱを大急ぎで集めました(^^;)
ということで、準備万端?!
前日の雨で、銀杏の葉っぱが思いのほか湿っていたようで、なかなか燃えません…(; 😉
それでも、まっ、いっかぁ!と、お芋を投げ入れることにしました(^^)v
子どもたちの表情から、炎の熱さや怖さが伝わってきます。
ポイポイポイっと投げ入れて、しばし待ちましょう。
まだかまだか?と気になって、焚火のそばをウロウロする子。
まだならば!と、遊びに行く子。
例によって、子どもの姿はいろいろですが、「センセイ、ヤケタ?」「マダァ?」と代わる代わる聞きに来ます。
そろそろ・・・「焼けたよ!!」
子どもたちが駆け寄ってきます。
ワクワクの顔、アツアツ、ハフハフの顔。伝わってきますね(^_-)-☆
「オカワリ アル?」
「あるよ!」そんなやりとりが聞こえてきます。
食べ終えて、焼き芋を包んでいた新聞紙を箱に捨てに来たHくん。
「ゴチソウサマ」とさりげなく言って、新聞紙を箱に入れました。
あら、素敵!
あいさつというのは、自分がされても、人がしているのを見ても気持ちのよいものだと思いますが、子どもにコンコンと言って聞かせて身に着けさせるというものではないと思います。
周りの大人が、日頃から、当たり前のこととしてそうしていれば、きっと子どもは必要なことだと認識していくのではないでしょうか。
H君の姿を通して、その後ろにあるものに少し触れたような気がしました。
焚火を囲んで焼き芋大会。
実は、お芋は苦手・・・という子も中にはいましたが、焚火を囲んで、ワイワイとした雰囲気の中で、心地よく過ごしていました。
年長さんの特別な時間。
ワイワイ楽しく、ホクホクおいしく、お芋をいただきました(*^^*)