コロナ禍の中、今年度も、お泊り会は実施しないことに決めました。
昨年度に引き続き、苦渋の決断です。
昨年度の夏は、「来年こそは…」と願ったのですが、厳しい状況がいまだ続く中で、やむなく断念しました。
年中児、年長児が対象になるこの行事は、「自立と自律」という2つの「ジリツ」のための取り組みとして、開園以来続けてきました。
たった一晩とは言え、幼い子どもたちにとって、安心して過ごせる家庭を離れ、家族以外の人と寝食をともにする経験は、楽しみな一方で緊張感のあるものです。
カレー作りやお楽しみ会など、一つひとつの取り組みをしている時間はさほどではないかもしれませんが、時間がたつにつれて、いつになってもバスが園庭に入ってこないし、給食(昼食)は食べたはずなのにまた給食(夕飯)?、お外はだんだん暗くなるし…見通しのない子はもちろん、楽しく参加していた子も、不安になったり心細くなったりするものです。
そんな不安を先生に受け止められ、友だちと過ごす楽しみの中で、なぐさめられ紛らわしながら、朝を迎えます。
こうした経験は、どの行事にも代えがたいものです。
今年度の年長児は、ひかり園での宿泊体験をすることができませんでした。
本当に残念に思いますが、せめて、お泊り会の楽しみの一つである「夏らしい楽しさ」だけは経験できればと、昨年度に引き続き夏祭りをすることにしました。
一クラスずつが遊戯室を使ってゲームコーナーを満喫し、かき氷屋さんに立ち寄り、給食は夜店さながらのパック入りの焼きそばをいただきます。
子どもたちは手作りのお面をかぶって出かけます。おまつりらしくね(^_-)-☆
さて、どんなお祭りになったでしょうか?