3月11日 土曜日
3月は、一年を終える節目であると同時に、別れの時期でもあります。
3月11日の晴天の下、今年度で卒園する高校三年生の子たちを送る会が開かれました。
きっと人生で最後となる高校の制服に身を包み、胸にはお花紙で作ってある花をつけ、入場してくる姿は一段と輝いて見えました。
幼児さんからは「夢をかなえてドラえもん」、女の子からは「Bilive」、男の子からは「花は咲く」、職員からは「たしかなこと」の合唱が送られました。
そして、それぞれの担当職員からのメッセージ。担当職員は毎年変わることも、何年も同じであることもあります。担当した期間はそれぞれ違いますが、どの職員も愛情を持って関わっていたことに変わりはありません。
その子が、たくさん頑張ってきたこと、乗り越えてきたこと。その成長を経て、今ある姿がとても誇らしく嬉しく思っていること。そして学園を出てからも、しっかりと生きていって欲しいことを、メッセージとして送っていました。
高校三年生からも、職員や在園生に向けてメッセージがありました。みんなに向けてお礼を言い、学園で生活することを通して思っていたこと感じたこと、たくさんの思い出、そして自分がお世話になった職員への言葉。涙をこぼしながら、せいいっぱい自分の言葉で伝える姿は、もうすでに一人前の人として、大きく立派に見えました。
進路の先も、暮らす場所も、みんな別々のところへ旅立ちますが、どうか元気で笑顔で過ごしていてほしいと、学園のみんなは願っています。
本当に、おめでとう。