始業式を終えて、お部屋に向います。
これまた、今までとは違うわけですよね。
先生に促されて、教室には来るものの、「なんのこっちゃか分からない」子どもたちもいるわけです。
そんな中、「何かはじまるぞ」と、椅子を持ってやってくる子もいます。
いいや、「わからんから、納得がいかん」と座り込みにはしる子もいます。
自分のマークに安心して、「あったなぁ」と言い聞かせている子もいます。
このお二人さんは、そろって、カバンを持ち始めました。
このカバンを手にし、そばに置き、先生のお話に耳を傾けていました。
分からないことがあっても、安心(カバン)を手に、向き合おうとする2人は、大きくなった姿ですね。
で、この2人、気があったのは、カバンだけではありません。
Nくん、人への興味が増してはきていましたが、Yくんにも向っていました。
息を吹きかけ、嫌がるYくん。何度もやりとりするうちに、Yくんも楽しげな表情に。
朝の会とは、別に、大はしゃぎの2人でした。
子どもたちの中に、何が見えているのか?決して、朝の会でなくていいんです。
この2人の中に、同じ楽しみが見えていることのほうが、どんなに大事なことでしょう?
同じように楽しいと思えることを、いい形にしていくのが、これからの取り組みにかかっていますね。
楽しみな2人組ですね。