2月の行事で豆まきを行いました。節分にする豆まきには、鬼をはらうことで1年間の健康を祈ったり、福を呼び込み厄災を遠ざけるという意味があります。しっかりと鬼をはらって、この1年みんなで健康に楽しく過ごせたらいいなと思います。

さて、1月後半から豆まきに向けて園では鬼の的に向かってボールを投げたり、鬼の格好をした先生を相手に、早速鬼退治の練習を行っています。自由あそびの時間にこういったあそびを取り入れることで早いうちから見通しが持てる子もいます。豆まきや以前行った餅つきのような季節ごとの遊びを普段の遊びの中に取り入れることで、豆まきや餅つきのような伝統的な文化に親しめるだけではなく、運動面では普段はしない身体の動かし方ができたり、普段は関わりのないお友だちと関わる機会になったりします。


例えば、豆まきではボールをただ投げるだけではなく、よく狙って投げることや、逃げる鬼を追いかけて走りながら投げるといった色々な投げ方を経験できます。また、ボールを投げることに気持が向きにくい子でも、片づけの時に散らばったボールを拾い集めたり、蹴ってみたり、色々な動きを試すことが出来ます。また、的あてや餅つきの順番を待つ際にお友だちと順番を譲り合ったり、時には「ダーメヨ!」と断ったりします。こういった機会があることで普段は関わりの無い子を相手に対しても気持ちを伝える練習が出来ます。普段の療育でもこういったことは意識的に取り組んではいますが、少しお祭りっぽい雰囲気を感じ取ってか、子どもたちも自分から楽しんで活動に入ってくれます。こういった活動を通して伝統文化に触れつつ、子どもたちの遊びや運動、人との関りにも幅を増やして行ければなと思います。


そして、今日は節分が近いということで、発表会の練習はお休みしてみんなで豆まき会をしました。泣き虫鬼、怒りんぼう鬼…みんなの心の中に鬼はいないかな?とみんなでお話をします。ドキドキするけれど、「鬼は外!」ってボールを投げたら大丈夫!鬼はお魚(いわし)やひいらぎが苦手だから、それを見せたら大丈夫!みんなで鬼をやっつけよう!!と意気込んで豆まき会が始まりました。
とはいえ、いきなり鬼がやってこないのがくさぶえの豆まき会。いつも通り、豆まきごっこからスタートです。安全基地、『いわしとひいらぎのおうち』もあります。


いつも経験しているあそびから始めることで安心して過ごしている子、“今日は本物の鬼が来る…”とドキドキしている子、それぞれに色々なことを感じながら過ごしている所、ついに鬼がやって来ました!!遊んでいる途中に鬼がやって来たので、そこまで大きく驚いている子は少なかったのですが、鬼に気づくと、みんなで一生懸命ボールを投げて応戦しました。



でも、やっぱり鬼が怖い子もいます。ですが、先生と一緒なら、安全基地からなら大丈夫と、それぞれに“大丈夫”と思える方法で応戦していましたよ。また、みんながワイワイと鬼に応戦している雰囲気を感じてニコニコ笑顔の子もいました。





そして、最後はみんなで力を合わせて鬼退治!強い鬼もさすがに参ったようで、「もう、悪いことはしませ~ん」と言って帰っていきました。


鬼が帰ってほっと一息。「鬼をやっつけられてよかったね~」と言っていると、今度は優しい福の神さんの登場です。怖い鬼の顔とは違って、にっこり笑顔の福の神さんに子ども達もにっこり。握手をしたり、タッチをしたりと安心して関わっていましたよ。最後はみんなで『豆まき』のうたを歌って豆まき会をおしまいにしました。



みんな、1年間元気に楽しく過ごせますように!