先週から、各クラスで製作が始まっています。
どんなことを子どもたちが楽しめるのか?を考え、製作することを決めました。
れんげさんは、マーブリングに挑戦です。
液の上に、いろんな色を落としていきます。
水玉模様のようになっています。これを適度にかき混ぜ、紙をのせて引き上げます。すると、きれいな模様の出来上がりです。
これって、かなり高度な活動です。
出来上がるものを描いて、順にこなしていくこの工程を知る必要があります。
液体をたらす操作や適度な量や加減を知る必要があります。
混ぜる程度(ほどほどに混ぜる)を知る必要があります。
紙につけて引きあげるということが必要です。
他のことも言えば、順番を待つとか、説明を聞くとか、いろんなことが求められるわけです。
でも、そんなことを求めて、この製作をしているわけではありません。
みんなで、一緒に見る中で、『おっ!』『なんか、すごい!』『おもしろそ!』と感じることを共有しています。
液をたらすのだって、『押すと、色がついた』『振ったら、色がでてきた』という発見することがいいんです。『でてきた!』っていう顔しているでしょ!
いろんなことを理解していくためには、自分で気づくという発見が大切なんです。
さらにさらに、今度は自分がやっていることで、変化が得られるのも大切な活動です。
棒をこすると、色や形が変わってきたぞ!
息を吹きかけると、色が広がってきたぞ!
その子、その子にとって、必要な活動やねらいがありますね。
その作品を楽しみにしておいて下さい。