暑い暑い土曜日でしたね。相も変わらず、自由あそびでは水遊びをしました。
水を運ぶのに、たらいから水を汲んでいくわけですが、汲むのもそれぞれなんです。
大きなタンクを二つ持ってきたYくんは、二つ一度に水を入れようとしますが、一向に入りません。しばらくして、一つずつ入れていました。・・・どうしたらうまくいくのか考える姿がみられます。
水を汲むではなく、たらいに入ろうとしていたRくんは、水を汲んで容器を渡すと、運んでいました。水を運んだあと、戻ってきていたRくんは、水を見ると両手でバシャバシャと遊び始めますが、これまた、水を汲んで渡すと運んで行っていました。・・・どちらのRくんも、水を見たときに、楽しいと思ってしまうのは、水の感覚での遊びなんです。それでも、道具を使ったり目的を持ったりする遊び方にもなってきているんです。
大きなタンクで水をはこぼうとしているJくん。タンクの口を差し出してきて、まるで、ホースから水を入れてもらおうとしていました。『ぼこぼこってしてごらん』と押し込むように伝えると、タンクを水に押し入れるようになりました。浮力があるので、かなりの力がかかっていますが、何度も入れるうちにかなりうまく入れられるようになりました。・・・この浮力への抵抗も楽しみになっていました。少し、力を入れることで、新しい楽しみが生まれていました。矛盾があるからこその楽しみなんですね。
『ぼこぼこぼこ』って、お水をくむのも大切なあそびですね。