毎年、おこなっている親子リズムの集いがありました。
雨模様の中、かなり湿度も高く、あまり良い環境ではありませんでしたが、そんなことはあまり関係がないかのように、親子で楽しんでいる姿が見られましたね。
いつも園でやっているよりも、広い場所、大勢の人の中での活動です。
興奮や戸惑いも大きかったと思います。それでも日頃の積み重ねもあり、子どもたちの楽しみへの意欲はなかなかのものです。先生の吹いたしゃぼん玉へ目を輝かせていましたね。
『バランスフラミンゴ』楽しいでしょ!「おっとっとっと」っていうのが魅力的です。
そのバランスを活かしての橋渡りも楽しいです。
楽しみを持つ中で、自然と順番ができてきています。
最後は親子で向き合って、手を合わせ、顔を合わせ、喜びを共有します。
さらにさらに、〝ぎゅっぎゅっぎゅっ〟と子どもの喜びを受けとめます。
1時間15分という長い時間でした。
毎回、始めに「親(大人)が楽しむ」ということを言われます。
子どもを目に前にして、親が楽しめるのか?簡単なようで難しことです。
子どものことが気になります。同じようにやれるか?外へ行きはしないか?音響をさわりはしないか?走り回りはしないか?泣きはしないか?考えてしまいます。
療育もそうですが、何をするのも大人が見本です。〝やってほしいな〟〝見てほしいな〟と思えば、子どもがその気になってくれないことには始まりません。そのために、大人が楽しそうにやって見せるのです。すぐに、その気になるわけでもありませんし、同じようにするわけでもありません。おもしろいことしてくれる人、同じようにやりたいと思うまでの積み上げは必要です。
大好きなお母さん、お父さんだからこそ、楽しそうなことだと目にします。同じようにしたいと思います。
だから、「親がたのしむ」というのは、大事な栄養素なんですね。
今日のお母さん、お父さんたちには、笑顔と楽しみが伝わる動きがたくさんあったと思います。
ステキなステキなリズムでした。