体調不良が多く、半分の人数しかいなかった“すみれ組”
小さくて、かわいい子どもたちが、ゆったりと過ごしました。
しゃぼん玉を眺めたり、手を伸ばして割ったり、少しずつ、子どもたちの動きも見られるようになってきました。ですが、かなり、ゆっくりです。時間がかかります。
まだまだ、何が起こっているのか、飲み込めないので、思わず涙が出てしまう子も、います。
見なくては、聞かなくては、何が起きているのかは分かりません。見る・聞くをするためには、支えが必要です。先生に抱かれないといけない子もいれば、手を握っていればだいじょうぶの子もいます。横にいてくれるだけでいい子もいます。ちょっとした支えでも、子どもたちには大きな支えになります。
何をしているのかを飲み込むためには、繰り返しが必要です。見ているだけで過ごしてしまっているようですが、だんだんと、その気が沸いてきます。“その気にさせる”のに、先生が楽しくやって見せるのです。しゃぼん玉に手を伸ばすことも、ご飯を美味しそうに食べて見せることも、走って見せることも、子どもたちの“その気”を抱かせるためです。
そのときに、その気になってくれる子もいれば、何日も何日も必要な子もいます。
だから、これからの取り組みが、継続していくことが、大きな力になって行きます。
子どもたちが、“その気”になっていく姿、たのしみですね!