すみれ・たんぽぽとつくし・れんげに分かれて、リズムをしました。
さすがに、この時期になると、子どもたちは何をするのかがよく分かっています。
鳴子は、くさぶえっ子まつりのときに、何度もやっているので、子どもたちの中では一番の盛り上がりがあります。
『アメリカンパトロール』という曲では、左右上下前後と手を挙げていきます。
先生は、どこから挙げるでしょうか?
先生の声に合わせている?いや、まだ、動きに合わせているところはあります。
動きに合わせようと思うと、なんとなくするのではなく、先生の動きに目をやることが必要になります。
楽しみながらも、先生をみる子どもたちでもあります。
私たちの感覚からすると、『手をつなぎましょう』ができてくると、「すごいなぁ~」と強く感じるところです。
手をつなぐこと!手をつなぐ相手を求めること!手をつないで動きを合わせること!手をつなぐのが1つになること!1つの円が大きくなること!動きを合わせること!気持ちを合わせること!
たくさんの「すごい」があります。
バチも楽しみの1つです。
みんなの動きが1つになります。最後の決めのポーズで、打ち鳴らしてた音が静まります。
この沈黙に、子どもたち自身が静かになったと感じ、なんか、すごいと思える瞬間があるように思います。
後ろの方で、バチをバイオリンに見立てているFちゃん。
「バイオリンよ」と気持ちよさそうな姿を見せてくれます。
横にいたYくん。バチの輪に入れず、バチを手にすることなく座り込んでみていたのですが、Fちゃんの姿をみてバチを手にして、バイオリンのような格好をしています。そのうち、指揮者のような格好も・・・。
同じことを同じようにすることだけがリズムの楽しみではありません。
「僕もやりたいな」と思う気持ちが膨らむことが大切なんだと思います。
Fちゃんのバイオリンは、あこがれを引き出すステキな曲が鳴っていたのでしょうね。