朝の会が始まります。自分で椅子を運んで集まる子もいれば、先生が用意してくれた椅子に座る子もいます。
何かが、始まるという思いで、子どもたちは座っています。
今までしてきた歌だったり、名まえ呼びだったり、知っていることを思い描きながら、この場にいます。
何をするのか、まだ、はっきりとしていないけれど、何か楽しいことなんだろうなぁ、自分にとって良いことがあるよなぁと漠然とした思いでいます。
期待がもてる、この気持ちが年少、年中と積み上げてきた力ですね。
さて、この先です。漠然としていたものがはっきりしてくると、分かるようになったから、“もっと楽しめるようになる!”ということに皆がなるわけではありません。
分かるようになったからこそ、「そっちは、嫌」という思いも芽生えてきます。
『分かるようになる』ということと、『きっちりとできるようになる』ということは、決して一緒ではありません。
さて、れんげ組さんは、どんな姿を見せてくれるでしょうね。