今月は、園庭での自由あそびをたっぷりとしています。
子どもたちが、草笛が楽しいと思えるあそびづくりでもあります。
今日も、これができる!と思いながら、来てくれるようになるといいですね。
先輩のお兄ちゃんたちは、それがしっかりと持てるようになってきています。
年長の3人の男の子。sくん・Iくん・Rくんは、一番にブランコにやってきます。
小さい子に譲ってあげようという思いはまだ、ありません。
自分ができることをしっかりと楽しみたい!という自我です。
自分のやりたい思いを持ちながら、押してほしいなと思えば先生を呼びに行きます。
空いていなければ、あけてほしいなと待っていたり、先生に代わってもらえるようにお願いしていたりと、どうしたらいいのかを頭の中で巡らせています。
これが、要求だけではなく、思考を巡らせる力でもあります。
同じく、ブランコ大好きなのが、Tくん。
園庭に出ると、ふらっふらっとブランコに近づいていきます。前は近くになんとなく行っているなという感じだったんですが、今は、明らかに目指していっています。
新入園児の乗っているブランコに迫り寄っています。「せんぱいのブランコだぞ!」と言っているかのようです。こんなに意思をもっているTくんの姿は立派です。