先週から、つくしさん、なんだか楽しそうなことをしていました。
プールのフェンスで、スプレー(霧吹き)を手に、楽しそう?真剣?摩訶不思議?色んな表情をしながら、スプレーのレバーを引いて、色が付くのを感じています。
色が付くことが楽しい子もいれば、スプレーを扱うことが楽しい子もいます。
どうやら、アジサイの花のようです。彩り鮮やかに完成しましたよ。
このスプレーも二種類あります。握ってでるものと押えてでるものです。
どっちが使いやすいかな?と子どもたちに促してみます。
押すとなにやら出てきたぞ!と押してみます。、『押すと出てくる!』というのは、当たり前のようなことなんですが、子どもたちにとっては、『自分のしたことで、変化が起きる』という喜びであったり、できるという発見であったりする大きな意味があることです。
2日目。
実は、初日のような子どもたちの食いつきがありません。そのうち、活動から離れていったり、他の道具に目がいくようになったりもしていました。「あれ、おかしいなぁ」と思ってしまいます。
実は、子どもたち、初日にしたことを覚えているんです。「これ、昨日したから、楽しみだ!」と期待を膨らませてくれるといいのですが、それだけではありません。「これ、昨日したから、難しいの知ってるんだよね!」「うまくいかなかったんよね!」「色は出るけど、何になるんかなぁ?いつまで、するんかなぁ?」などなどの思いもめぐります。
分かるからこそ、活動に参加しにくくなることもあるんですよね。
できる手応えも大切。自分で目標(こういうものを作ろう)をえがいて活動できることも大切。
そのことを振り返れること(「わたし、この雨の雫をつくったの!」と思えること)も大切です。