8月も最後の日、プール納めを迎えました。
前日のつくし・れんげさんの活動とはねらいが違う、すみれ・たんぽぽさんでした。
水になれて、安心する!水の中でも楽しいことがみつかる!見つかったものをたっぷりと楽しむ!ということがねらいでした。
竿くぐりも、それぞれに大丈夫と思えるやり方でくぐっていきます。だから、安心の方がおおきくなくてはいけません。
すべり台も、安心が大切です。
身体が不安定な時期には、姿勢の維持が大変です。長いすべり台では維持しきれません。
なので、足でブレーキをかけたり、うしろにひっくり返ったりしてしまいます。
上からでも姿勢が保てて、着水も足をつけて、へっちゃらな子は、ダイナミックさが大喜びです。
すべり台の半分の位置からスタートをきるようにします。その距離だと、姿勢は何とか維持です。
ひっくり返らなくても大丈夫なことが分かります。着水で身体を支えますが、身体を支えることよりも子どもたちが足がついて、ここでも、ひっくり返らなくて大丈夫ということが分かることが大事です。
さらに、スタート位置がテープか何かで印があると、あそこがスタートなら大丈夫というのがさらに分かります。慣れてくると、「上がいい」「そこがいい」と自分で安心を選ぶ、挑戦を選ぶということができる手がかりや具体的な表現方法につながっていきます。
安心を作る、楽しみを作る、自分で選ぶを作る、表現のチャンスを作る、そんなプール活動でした。
今度は、この力や楽しみを、YMCAスイミングで発揮してもらえたらと思います。