連日、厳しい暑さを伝えるニュースが続きます。
その暑さの中で、先日の豪雨による災害の復旧活動にいそしむ人々の姿も伝えられます。
7月に入ってからというもの、雨も暑さも、これまでに経験したことがない特別なものばかり。
過去の経験に学んできた人間の叡智をもってしても、太刀打ちできないような、思いがけないことが次から次へと起こります。
この度の西日本豪雨の影響で、まだ断水している地域があり、とても不自由な生活を強いられている方々がたくさんおられます。
市内の保育所でも、先週は、プール遊びを自粛しているとの情報も耳に入ってきました。
そうした中ではありますが、ひかり園では、プールの取り組みを続けさせていただきました。
ひかり園に通う子どもたちは、体温調節が苦手だったり、積極的に自分から水分を摂取することが難しかったりするので、水分補給を促すことと併せて、身体の熱を外から取るような取り組みも必要です。
この厳しい暑さの中で、子どもたちが健康かつ安全に園生活を送るためにも、水遊びは、かけがえのない療育の一つです。
とはいえ、こうした事態ですから、水はいつもの半分以下にして、職員は節水を心がけました。
ワニさん歩きをしても、胸が出るくらいの水深ですから、顔に水がかかるのが苦手な子には、ちょうどよいくらいかも・・・(^^;)
しっかりと顔をつけられる子は、フラフープを水面にぐんと押し当てて。
こうすれば、チャレンジにも気合が入ります?!
竿くぐりは、いつもより難しそう。
だって、バーは水面ギリギリ。水面の下は、ギリギリ身体が通る程度ですから、もはや逃げ場はありません。
これはもう、覚悟を決めるしかない?!
ピンチをチャンスに!とはこういうことかしら?
りすぐみの中には、この浅瀬に身を任せて、スイスイと背泳ぎを楽し楽しむ子もいました。
とっても気持ちよさそうでした。
そして、年長児さんのチャレンジは・・・?
おなじみのわっかをくぐって、壁にタッチ!!
「がんばれ、がんばれ、その調子!」「あと少し!」熱い声援が飛びました。
そして、見事にタッチ!!
思わずみんなを見返りました。
ゴーグルの向こうでは、「ドウ?スゴイデショウ?」という誇らしげなまなざしが、キラキラしていました。
プールの中で気持ちよさそうにはしゃぐ子どもたちの姿に、生命の輝きとその尊さを感じました。