土曜日と日曜日に、久しぶりにまとまった雨が降りました。
日曜日の朝からは、市内を流れる川も氾濫水域を超えたとの速報が入り、緊張が走りました。
月曜日の早朝には、ようやく雨も上がり、子どもたちが登園してくるころには陽もさしてきました。
登園してきた子どもたちは、2日間のエネルギーを吐き出すように、園庭へと飛び出しました。
ところが・・・
園庭に設置した日除けテントに溜まった水を職員が返したものですから、園庭はベチャベチャ・・・(^^;)
「コレジャ、ジテンシャニ ノレナイヨ~」
きりんぐみの子どもたちの残念そうな顔。
でも、そんなことではめげない子どもたち。水を取ればいいんだ!
さっそく、スコップとお鍋を持ち寄って、園庭整備が始まりました!
水をス~ッとすくって、お鍋にジャー(バケツでないところがミソです^^;)
お鍋がいっぱいになったら、側溝へジャー!この繰り返し。コツコツ働く子どもたち。
あらかた水がなくなったら、今度は、水たまりを埋めなくっちゃ!
きりん組前の砂山から、砂を運び出します。
砂山を掘る子、コンテナで土を運ぶ子、地面をならす人。
段取りよく作業が進められていきます。
誰が決めたというわけではありませんが、子どもたちは自分にできそうなことを探して、それぞれの役割を果たしていました。
共有していることは「乗り物遊びがしたい!」という目的でした。
・・・が、この作業をしながら、なかなかおもしろいね、たのしいねという気持ちも共有したかもしれません(^_-)
ずいぶんと時間がかかりましたが、粘り強く取り組んだ結果・・・
念願の乗り物遊びが実現しました!!!!!
目的に向かって、何かを成し遂げるというのは、すごいだいご味なのだと、改めて思いました。
その目的に、大人の意図は必要ありません。
ただただ、子どもたちの「やりたい!」「やってみたい!」という強いねがいがあればよいのです。
これから、この子たちは、どんな秋を迎えるのだろうか・・・
とっても楽しみな気持ちになりました(*^^*)