年長児の「アンパンマングループ」は、遊戯室を拠点に活動しています。
グループ活動が始まっておよそ一ヶ月が過ぎましたが、このグループでは、同じ活動を繰り返す中で、子どもたちがグループへの安心感と期待感をもって活動にのぞめるようになることを大切にしてきました。
活動の始まりは、リズム遊びから♪
今は、来月のクリスマスに向けて、♪あわてんぼうのサンタクロース♪や♪赤鼻のトナカイ♪など、おなじみのクリスマスソングに乗せて、鈴を鳴らしたり、身体を動かしたりしています。
少し心と身体がほぐれたら、ベンチに座って「はじめの会」をします。
子どもたちにとっては、ちょっと苦手な活動ですが、先に身体を動かしているので気持ちの向けようは違います。
また、先に待つ活動を見通せるようになってきているので、少しの時間、気持ちをコントロールします。
それが終わったら、トイレへ。
さあ、いよいよ、「楽しい活動」「大好きな活動」のはじまりです。
と、まだまだ。
まずは、準備しなくっちゃね(^_-)
巧技台をせっせと運びます。
しっかり持ってね。足に落とさないよう気を付けてね。
大好きな滑り台のセッティングです。
こちらには、トランポリン。
これは、みんなで力を合わせて運びますよ。
そして、もう一つのお楽しみは、ゆさぶり。
マットを敷いて、ゆさぶり布を持ってきたら、準備オッケー!
さあ、遊ぼう!「この子はだいじな子~」
滑り台も、楽しい!だいすき!!
たっぷり楽しんだ後は?
はい、みんなでおかたづけ。
トランポリンをヨイショと立てて、運びましょう。巧技台も、元あった場所へ。
一つを持って行ったら、もう一度、戻ってくる。これが、とってもだいじな力なのです。
片づけが終わったら、お茶タイムで、ちょっと休憩。
最後にもう一度、プチリズム。
みんなで同じ遊びを共有します。大好きなバルーンも、毎回登場します(^_-)
最後の最後に、♪野ばらに寄す♪を聞きながら、クールダウン。
ほっこりして、余韻を味わいます。
「楽しかったね」「明日も、またしようね」この余韻が、とっても大切なのです。
子どもたちの大好きなことがギュッと詰まった1時間半のグループ活動は、子どもたちに必要なことも、ギュッと詰まっています。
積み重ねの中で、子どもたち一人一人が主役となって、活動を存分に楽しめるようにと願っています。
そして、はじめからおわりまで、「子どもたちの手で」つくりあげる活動でありたいと思っています。
大人は、それをていねいに支えながらも、、子どもたちとともに、楽しみ合える存在でもありたいと思っています。