畑のたまねぎが大きく大きくなりました。
年長のKくんが採ってきてくれました。たまねぎといえども、大きいのを二つ。かなり重いんですよ。
給食で使ってもらおうと、給食の先生までもって行きました。
「たまねぎ、とったよ!」と報告。出されたかごに入れて、おしまいになりそうになります。
先生は、「なんて、いうの?」と口ぞえをします。
すると、「おねがいします」と、お願いしなおします。
さらに、「こんなときは、『給食で使って下さい』って言うんよ」と、さらに加えます。
なんとなく、真似て同じように言っていたのですが、自分で「おみそしるにいれてください」と言い加えて、お願いしていました。
給食で出てくる料理、料理の中味、畑にあるもの、自分の採ったものが、しっかりとつながっています。
言わせたい言葉を教えるのではなく、子どもたちが生活や活動や遊びの中で、感じていること、楽しんでいることが、伝えたいこととして、ことばになっているのを実感します。