日中はまだまだ気温も高く、残暑が厳しい日が続いていますが、朝晩は少しひんやりとした空気を感じられることもありますね。季節は静かに、そして着実に秋へと向かっていますね。
さて、今回は過ぎていく夏を少し振り返ってあしび園での思い出を紹介します。
◆お楽しみ会
職員がかき氷屋さんになりました。それぞれのクラスに出店しましたよ。チリンチリン♪とベルを鳴らしながら、素敵なお店の登場です。「いらっしゃいませ~」
かき氷を見るのも初めてのお友だち。好奇心いっぱいで、手を伸ばしています。「あっ、つめたい~!!」
もちろん食べるのも初めてです。「あ~ん」と大きなお口をあけてお母さんが食べさせてくれました。初めはびっくりして顔をしかめていたけれど、甘いシロップがかかった氷はおいしかったようです。すぐにまた、「あ~ん」と大きなお口があきました。
あしび園のかき氷屋さんには、たくさんの味のシロップが取り揃えてあります。好きな味を自分で注文しています。「どれにしようかな」決まったら、かき氷のチケットと交換です。本物のお店みたい(*´∀`*)
◆夏祭り
保育所や幼稚園との平行通園をしている年長、年中クラスは、午後からの教室です。午前中はそれぞれの保育所や幼稚園で水遊びやプールあそびを楽しんでいるお友だちも多いので、あしび園では室内の遊びを考えました。8月の1ヶ月をかけて夏祭りを楽しみました。前半は、お祭り準備。ちょうちん作りやお魚釣りのお魚作り、商品のおめん作りなどの作活動を通してお祭り気分を盛り上げ、後半はいよいよお祭り本番!!遊戯室にはたくさんのお店が並びました。お父さんお母さんがお店の人です。
ヨーヨーつり、わなげ、おめん屋さん、もぐらたたき、お魚つりのお店です。「どのお店から行こうかな」と自分で決めて向かっています。
この日のために、おうちで商品を手作りしてくれたお友だちもいます。販売まで自分で行い、大盛況でした。
最後に、みんなで盆踊りを楽しんで締めくくりました。お父さんもお母さんも参加して、夏のお祭りを盛り上げてくれました。みんな素敵な笑顔がはじけています。
楽しい思い出になりました。
あしび日和
子どもたちの生活の中で、何でも「イヤ」と自分の思いを表現する時期がきますよね。その「イヤ」ということばや姿に、大人はイライラすることが増える時期でもあります。子どもの行動は色々です。その中で、大切なことは行動だけに目を向け「できた」「できなかった」と評価してしまうのではなく、“イヤ”の中の秘めた思いを分かってあげることだと思っています。「何がイヤなの?、そっかそっか…」と気持に寄り添う中で、だんだんとお母さんや大人に気持ちを向けられるようになってくると思います。“プールはやりたいけど入れない…”⇒「イヤ、イヤ」という表現。じっくり待ってあげることができれば、その気持ちに付き合ってあげることで、子どもたちは心の中で「やりたいけど、できない。今はイヤだ」と葛藤の気持ちが生まれます。そんな気持ちの葛藤こそ、これからの成長の大きな原動力になることと思います。これからも、子どもたちの気持ちにじっくり付き合っていきたいですね!!