梅雨真っ只中ですが、雨の合間は暑くて、外では水や泥んこ遊びで盛り上がっています。
子どもたちが、“おもしろそう”“やってみたいな”と思えるためにも、環境や遊び道具を考えていくことは大切だと思っています。
「ジャーン」
ベビーベットとペットボトルの廃材、卒園されたお母さんの手作りのししおどし。これを使って何か楽しいものは出来ないかな~と、みんなで考えました。
この遊びは、どっちに入れようかな?こっちもいいけど、こっちもおもしろそうだなぁ…
と、どちらかを自分で選んで水を入れられる所や、水を入れるのも楽しいけど、水の流れを目で追いながら、最後の「カタン」という音がする所まで期待しながら見る等、工夫?満載で、なかなかの出来かなぁ…と自負しています!
ある日、子どもたちが、順番でトラブルになっていました。その時、双方のお母さん方が、“ピタゴラスイッチ♪♪~”と、この手作りの水遊び道具をピタゴラスイッチに見立てて、トラブルから気持ちを切り替えていく方法を見つけておられました。子どもたちは、歌に合わせて軽快に水遊びに夢中になり、トラブルも納まりました。子どもたちのやりたい気持ちを受け止めつつ、やりたいからこそ切り替える糸口をお母さん方も工夫され、そこで気持ちを収め切り替えられた子どもたちの姿。とてもステキな場面でした。
おもしろそう!と思って、近づいてこれなくても、ちゃんと遠くからも見ている子どもたち。繰り返しの中で、だんだんと近づいて来れたり大好きなお母さんやお父さんを支えにしながら、少しずつ気持ちを向けて来る…そんな気持ちの揺れが大切だと思っています。
今日も、ホースの水しぶきが楽しいな!!