新年度が始まり、あっという間に2か月が経ちました。子どもたちは、毎朝、荷物の片づけが終わると元気いっぱい、園庭に走り出しています。“鬼ごっこする!”“乗り物する!”など目的を持って外に向かう子もいればゆっくりとみんなの様子を見て遊びを見つけている子もいます。少しずつ新しい生活にも慣れてきて、それぞれに楽しみを見つけているようです。
さて、きりん組で今年度初めての泥んこ遊びをしました。職員が「今日は泥んこするよ!」と伝えると、“やった~!”と着替えをカゴに入れてはりきって準備をしていました。朝の自由遊びが終わると泥んこ遊びのスタート!大きなスコップを使って“よいしょよいしょ”と穴を掘り始めます。友だちの姿を見て子どもたちが次から次へと“面白そう!”“ぼくも”と砂場に集まってきます。砂山を作る子、穴を掘る子など役割を持ってみんなで泥んこ池を作りました。職員が「お水をくんでおいで~」と声をかけると、ペットボトルやバケツなどの色々な形や大きさの容器を自分で選んで手に取り、水道へ水を汲みに向かいます。“砂場まで運ぶぞ!”と容器から水がこぼれないようにゆっくり、そーっと運んで、砂場にかけた樋に流して楽しみました。
泥んこ池では、バシャバシャと足を浸けて大喜びの子どもたちでした。しかし、時間が経ってくると、泥んこ池が乾いてきます。池の水がなくならないようにせっせと水を運んでは樋に流して池に水をためていました。
汚れるのが苦手な子もいましたが、“これなら大丈夫!”と思えることで楽しんだり、ひっそりと遠くの方からみんなが遊ぶ姿を見たりしてそれぞれが安心できるところで楽しみを見つけてたっぷり遊びました。これから水泥遊びがより楽しめる季節になってきますね。子どもたちの“楽しい”“もっともっと”という気持ちを高めていけるように取り組んでいきたいと思います。
その日のお帰りの会では職員が「今日は何したの?」と聞くと「ドロンコアソビ!」と元気いっぱいに答えていた子どもたちでした。楽しかったね!!