先日、郵便物を持ってポストに向かう途中で、おさんぽから帰ってきたりすぐみのお友だちに出会いました。
「ちょっと、お手伝いしてくれる?」ということで、2年目の年中児さん2名と一緒に、郵便局へ向かいました。
郵便局の前にある大きなポスト。それぞれに、定形郵便と大型郵便をもっています。
ポストに着くなり、何も言わなくても、気持ちは投函口へ一直線。
まずは、押し入れてみる。
めいっぱい背伸びをして、ようやく届く位置にありますから、入れるので精一杯。なかなか入りません。
でも、あきらめません。
ちょっとだけ、口が開いて思いつきました!
片方の手で、投函口を押せばいいんだ!(よく気が付いたね(^_-))
ご覧ください。この3本の指。爪先立ちで、奮闘中です。
最後は両手で、ポトン。お見事!
お次は、大型郵便。
こちらは、少し背は高いですけれど、同じように口の扉を押して、封筒を入れます。
お友だちがするのも、よく見ていました(*^^*)
はい。こちらも、お見事でした(*^^*)
昨年度は、クラスの取り組みで、年賀状の投函に来ました。
もしかしたら、おうちでの経験もあるのかもしれませんね。
持ち運んで、ポトンと入れる活動は、「おしまい」がわかりやすく、やりきったという手応えの得られやすい活動です。
家庭であれば、汚れ物を洗濯機に入れたり、食べた食器を洗い桶に入れたりするのと同じですね。
もちろん、明日の準備として、リュックに、おたより帳やおしぼりを入れることもその一つです。
ひかり園の生活にも、「~まで運ぶ」「~に置く」「~に入れる」「~に渡す」といった、定位の活動」がいっぱい散りばめられています。
こうした活動を一つひとつ積み重ねつつ、「できたね」「じょうずね」「ありがとう」「助かったよ」など、その発達に応じた言葉で受け止めることで、子どもたちは、活動の終わりとともに、気持ちをしめくくることができます。
同時に、ほめられたり、認められたりすることの中で、喜んだり、誇らしかったりすることは、発達の大きな原動力となります。
自分のことではなくて、人のために「おてつだいをする」となれば、また違う喜びや手応えが得られることでしょう。
日々の生活の一コマ一コマを大切にしていきたいものですね。
「お手伝いしてくれて、ありがとう(*^^*)」