きりんぐみの子どもたちもピクニック気分?
教室にシートを敷いて、お弁当を食べました。
「いっただきま~す!」
ところが、あれれれれ?
カーテンの中から、足が…
どうやら、昼食の目前でつまずいて、さらに、みんなに出遅れて、心が折れてしまったようです。
「モウイラナイ!」「タベナイ!」ですって。ほんとに~?
大好きなお弁当、楽しみにしていた時間の訪れにはしゃぐ子どもたち。
みんなが盛り上がれば盛り上がるほど、心は後ずさり。とうとう、カーテンの中で、背中を向けてしまいました。
そんな中で、お弁当の見せあいこが始まりました。
「どれどれ、何がはいっているの?」
「うわ~、おいしそう!」「先生も食べたいなあ」
子どもたちが、口々に自分のお弁当を自慢します。
「うわ~、デザートはいちごだ!」「イエ~イ!」
カーテン越しに、楽しそうな友だちの声が聞こえてきます。
「ボクダッテ…」
みんなに見せたいのです。自慢したいのです。
そして、なによりも、やっぱり食べたいな…
そんな気持ちに背中を押されて、とうとう出てきました!
お弁当うれしいね、お弁当楽しいね、お弁当おいしいね。
お弁当、だ~いすき!の気持ちが、立ち直る力をくれました。
そして、子どもたちをつないでくれました。
お弁当って、すごいね。
お弁当って、素敵だね(^_-)-☆