あっという間に季節は梅雨に移り変わりました。
ひかり園の子どもたちは、外で思いっきりあそびたくてウズウズしています。ちょっとでも雨が上がれば「雨降ッテナイカラ、外行ケルヨ!」と嬉しそうに報告しに来てくれる子どもたちです。
さて、今回は6月のきりん組の取り組みを紹介しますね。
みなさんは、虫歯予防デーってご存じですか?
虫歯予防デーとは、昭和初期に日本歯科医師会が6月4日を「6(む)4(し)」にちなんで「虫歯予防デー」を実施したことから始まりました。
現在では、厚生労働省、文部科学省、日本学校歯科医師会、日本歯科医師会が主体となって、毎年6月4日~6月10日を「歯と口の健康習慣」と定め、人々に歯の大切さや歯磨きの習慣を伝える活動を行っているようです。
きりん組の子どもたちとの他愛もない話で盛り上がっているときの事です。
「朝歯磨キ シテ来テナイ」
「歯磨キ 嫌イナンヨ」
と、子どもたち。
給食後の歯磨きタイムも、なかなか歯磨きに気持ちが向かず、サッと磨いて終わったり、うがいだけで済ます子も多くいました。
そこで!!きりん組の子どもたちに、楽しく歯磨きに取り組み、正しい歯磨きの習慣をつけられるきっかけづくりができたらという思いで、6月4~10日の一週間、お家の方にもご協力いただき、「歯磨きカレンダー」に取り組むことにしました。
6月6日(木)に、ひかり園で歯科検診が予定されていたので、歯科検診の絵本や歯磨きに関する絵本を読んだり、給食後には、職員と一緒に歯磨きをしました。
歯を磨いたらご褒美シールを貼ります。キラキラのシールに子どもたちは興味深々!!「僕モ」「私モ」と初めは“シールを貼りたい!!”という気持ちが大きかったのですが、日にちを重ねるごとに、「歯磨キ 見テテ」「上手ニナッタンダヨ」と歯磨きに気持ちを向ける力へと変わっていきました。
毎日給食準備の時間には、お家でどんなシールやハンコ、色塗りをカレンダーにしてきたのかみんなで見る時間を作りました。色んなシールがあって、和やかな時間にもなりましたよ。「歯磨き頑張ってるね」と声を掛けると、どの子も“エッヘン”と誇らしげな顔をしていましたよ。
最終日を終えて、翌日には“頑張ったで賞”を一人ひとりに手渡ししました。
大事に抱えて帰った子どもっちは、お家に帰ってお父さん、お母さんに見せて喜んでいたようです。
カレンダーの下には、
歯磨き週間を振り返って……
という欄を作っており、保護者の方に感想を書いてもらいました。
・親子の関わりが増えて良かった
・朝も自分で磨く習慣が出来て良かったです
・自分から進んで歯磨きをしませんが、「シール貼ろう」と誘うと、本人もその気になって歯磨きをしてくれました
・「歯磨きせんとー」と自ら言って来るようになった
などなど…たくさんの感想をいただきました。
引き続き、ひかり園でも給食後の歯磨きを一緒にするなど取り組みを続けていこうと思います。お家でもぜひ!!続けてみてくださいね。