1月に入り、発表会の取り組みが始まりました。今年のくま組の劇は『おむすびころりん』です。くま組はこの1年間クッキングでおむすび作りを楽しんできました。1年間の集大成!これは『おむすびころりん』しかないでしょう!とすぐに決まりました。
お集まりで楽しんでいるオペレッタの音楽を使っています。この曲も繰り返し聞いてきたので、子どもたちの耳馴染みがよくオリジナルの振りをつけて踊りも一緒に楽しんでいます。舞台の上で大切にしているのは、これまでの生活の中で積み重ねてきた力を発揮できるように、何をするのか次への見通しを持って“ジブンデ”やってみようとする姿を引き出していくことです。
初めての舞台練習はそれぞれの役柄の衣装を身に着けました。衣装があるだけでちょっと気持ちも上がるようです。『じいさま』『ばあさま』『ねずみ』『よくばりじいさま』と意識してなりきっています。
劇をするとなるとセリフがうまく言えるかどうかと不安な思いが出てくることもあると思います。子どもたちが生活の中で発している言葉や動き、ジャスチャーを取り入れながら“できそう”と思えるように取り組んでいっています。一人ずつのセリフとして取り入れています。できたかできなかったということだけでなく、苦手だなぁ、出来るかなぁなどと不安な思いがあっても乗り越えようとする姿や活動に楽しみを持ちわかることが増えて、自信をつけていく姿を引き出していきたいと思います。
くま組さん、『おむすびころりん』たのしむぞー!!