12月初旬のおもちつきの前後から、くまぐみでは、繰り返し、「ミニおもちつき」をしています。
絵本が大好きなくまぐみの子どもたちが、12月に入ってから楽しんでいる絵本の一つに『ばばばあちゃんのおもちつき』があります。
小腹がすいたばばばあちゃんが、残っていたお餅をストーブで焼いて食べようとしていた、まさにその時!?
外で、雪合戦をしていた子どもたちが、窓からのぞいて、「ばばばあちゃんだけずるい!」
そこで、お料理上手のばばばあちゃんが、おもちを作ることに…というお話です。
まずは、もち米を炊飯器で炊いて、炊き立てのもち米をボウルに入れて、すりこ木でつぶして、そして、ぺったんぺったんつくのです。
本当に、そんな簡単にできるの?!と、正直、職員も半信半疑でしたが…
ぺったんこ、ぺったんこ
ぺったんこ、ぺったんこ
すると、本当におもちになっていくのです。
両手ですりこぎを握って、力いっぱい、ぺっったんこ、ぺったんこ。
こちらは、すりこぎについたおもちをこっそり食べようとして「お~い!」と突っ込まれて、この笑顔(^^)
(いや~、ばれちゃったか…)
繰り返しの中で(実はこの日で3回目)、職員の手をまねて、しゃもじでお餅を返したいという子が現れました。
なかなかの手つきでしょう?
頼もしいではありませんか!
子どもたちの力で、おもちが出来上がっていきます。
できたお餅はコロコロ丸めて、きなこをたっぷりとかけていただきました!
みんな、ペロリとたいらげて、おかわりもしました!
自分の手や身体を通して学んだことは、まさに、子どもたちの血肉となり、その身体をつくり、発達を支えていきます。
また、自分で考えたり、感じたりすることは、自我を育て、自信や意欲へとつながることでしょう。
ひかり園の療育の中で大切にしたいことの一つです。
2月には寒のもち(小寒から立春までにつくお餅のこと)、お雛様には、ひしもちをつくろうか?なんて、先生たちの頭の中はおもちでいっぱい?!
子どもたちとともに、楽しくおもちをついて、いっぱい食べて、寒い冬を乗り切ろう(^_-)-☆