秋といえば・・・
スポーツ?行楽?読書?それとも食欲?!
ひかり園の子どもたちの秋と言えば、やっぱり「チャレンジ」でしょう!
目下のところ、運動会に向けて、サーキットやかけっこの練習、大道具の製作などにいそしんでいる毎日です。
きりんぐみは、『わんぱくだんのきょうりゅうたんけん』という絵本の読み聞かせをきっかけに恐竜に興味を持ち始めた子どもたちの思いも受け止めて、恐竜パークを盛り込んだサーキットで、それぞれが課題に挑みます。
この日は恐竜の絵を描きました。
まずは、年長児さんが、恐竜の背中のギザギザをクレヨンで力強く塗っていきます。
続いて、年中さんが、その上から深緑色の絵の具で恐竜の身体を塗っていきます。
年長さんが塗ったクレヨンのギザギザは、絵の具を塗ってもはじかれていきます。
年中さんと製作をバトンタッチした年長さんは、園庭へ。
鉄棒(前回り)にぽっくり。それぞれの挑戦、頑張りどころがあります。
そして、こちらでは、長縄跳びへの挑戦が繰り広げられています。
赤シャツ君が挑戦中。それを見守る白シャツ君と青シャツ君。
赤シャツ君、なんと!?93回も跳びました!お見事!!
・・・と、一足先にチャレンジした白シャツ君。
ガックリ・・・なにせ、30回でしたから・・・
跳び終えた時には、まんざらでもないという表情で、むしろ誇らしげにも見えたのですけれどね。
そう、「ボクノ」目標はクリアしたんだ!!
なのに、後から跳んだ赤シャツ君が、まさかの93回ですから・・・^^;
ちょっと気まずいこの空気。両手放しでは、喜べないような…
赤シャツ君、成すすべもなく。でも、そこから離れるわけでもなく・・・
白シャツ君。ようやく立ち上がりはしたけれど、もうちょっと、力が湧いてこないのを見かねて、青シャツ君が「ジャア、ボクガ 跳ボウカ?」と名乗り出ました。
うん、なかなかいい調子♪
「アチャ~!」ひっかかっちゃった。なかなか難しいなあ。
失敗しても、めげずに挑戦を繰り返す姿に、赤シャツ君が近づいてきます。
そうこうしていると、白シャツ君が再び立ち上がりました。
ようし!もう一回チャレンジだ!
実は、赤シャツ君をにらみつけています?(^^;)
悔しいには違いありません。負けないぞ!という赤シャツ君への闘志なのです。
でも、一方では、絶対に跳ぶぞ!という自分への決意でもあるのです。
見守る赤シャツ君。どんな思いなのでしょうね?
結果は・・・
やっぱり、だめだあ!
目標は、94回!!
でも、そう簡単にはいかないみたいですね。
折れそうな心を鉄棒が支えています。
でも、もう、座り込んだりはしません。
跳べなかった悔しさと跳びたいという願いと、いかんともしがたいという歯がゆさとの間で揺れているのでしょう。
様々な思いを抱えて、揺れ動きながらも、こうして乗り越えていくのです。自分をつくり変えていくのです。
それが、発達するということなのです。
この挑戦を見届けたいと思います(*^^*)