発表会が終わって、いつもの日課に戻って1週間余りが経ちました。
『3じのおちゃにきてください』の劇を披露したくまぐみでは、劇の入れ替え戦が行われました。
「入れ替え戦」?戦うって?と思われる方もあるかと思いますが、運動会の競技や発表会の出し物の出番を入れ替えるということで、長らく使っている言葉です…^^;
練習を積み重ねる中で、自分の役割や出番を楽しみにするようになるだけでなく、友だちの役割にも興味が出てきて、憧れて、やってみたいな…なんて思うようになるのが常です。
そうした思いは、練習の最中からすでにうかがい知れるのです。実は…
舞台で友だちが踊っていると、舞台の袖で出番を待つ子どもたちが踊ったり歌ったり。
友だちの小道具をチェックして、「早く持たなくちゃ」と手渡したり(本当は、自分が持ちたいのよね)
「さあ、みんな!今日は、何をする?」
みどりのみどりがしたかったり(踊りもセリフもバッチリ(^^)v。いつの間に覚えたのかしら?!)
ゆきとくんになりたかったり(本番よりも、楽しそう?!)
ありさんになりたかったり(振り付けはバッチリ(^^)v)
りすさんになりたかったり
あひるの親子になりたかったり(ちょっと、照れてます?でも、楽しそう♪)
大好きな友だちがしたロバさんに憧れたり(もちろん、踊りはばっちり!)
それでも、やっぱり、自分の役が好きだったり
衣装の帽子はもうないので、胸からカードをさげました。
「どれがしたい?」と投げかけると、みんな、それぞれの思いと要求をもって、カードを選びました。
きっと、一人ひとりの中には、選んだ理由があるのです。
パンケーキの代わりに、今日は箱積木で。すってんころりん!よいしょ、よいしょ!
子どもたちの中には、ちゃんと楽しい絵本の世界が思い描かれているのです。
イメージすることが苦手と言われる子どもたちですが、自分の手を通して心を動かされた体験は、子どもたちの心の中にしっかりと刻み込まれていくのだと改めて思います。
いつでも、どこでも楽しめる、遊びの一つになりましたね(^^)v