第16回ひかり園卒園式が行われました。
澄んだ青空の下で、ひかり園の桜の樹も花を咲かせ始めました
今年は、記念写真を屋外で撮ったり、保護者会主催のお別れ会の規模を縮小したりと、関係者の方々にご協力をいただきながらも、卒園式は、概ね例年通りに行い、在園児さんとその保護者の方々や来賓の方々に温かく見守られて、14名の園児が、無事にひかり園を巣立っていきました。
最後の練習。♪夢わかば♪
練習を積み重ねる中で、日によって、子どもたちの気持ちも様々で、その分だけ見せる姿もいろいろですが、本番に向かって、少しずつ、少しずつ、気持ちが一つになっていくように感じられました。
本番は、どんな姿を見せてくれるのかしら?
少し不安はありましたが、どんな姿であっても、子どもたちの気持ちを大切に受け止めて、しっかり支えたいと思いながら式にのぞみました。
駐車場で出迎えていると、おめかしした子どもたちが、続々と登園してきます。
在園児さんもバッチリ決めているので、誰が主役か???わからないほどです。
それだけ、出席される皆さんが、卒園する子どもたち一人ひとりのことを大切に思い、この晴れの日を素敵な式にしようという温かい思いが伝わってきて、胸が熱くなりました。
在園児のみなさん、本当にありがとうございました(*^^*)
14名の卒園児は、緊張してもいましたが、うれしそうでもあり、誇らしげでもありました。
温かい空気に包まれて、保育修了証書を受け取りました。
どの子もとても素敵でしたね。
♪夢わかば♪
練習では、一度も立ち上がることのなかった子が、すっと立っていました。
練習を始めた頃は、舞台から下りてしまっていた子が、舞台に立って、穏やかな顔で身体を左右に揺らしていました。
声は出さずとも、まっすぐに前を見つめている子がいました。
職員の方を見ながら、慣れない手話に苦戦しながらも、一生懸命に歌う子どもたちがいました。
一方で、舞台の上でうずくまり、立ち上がれない子もいました。でも、必死で、そこにいようしているように思えました。
どの子もが、この舞台に全力でのぞんでいました。そして、かけがえのない時間を共有しているようでした。
やはり、子どもたちはいつも健気で、懸命に生きていて、私たちを励ましてくれる、尊い存在なのだと、改めて思いました。
君たちとの出会いに、ともに過ごした日々に、心から「ありがとう」のことばを贈りたいと思います。
そして、新たな世界への「はじめの一歩」を力強く踏み出してほしいと、心から願っています。
卒園、おめでとう。