今日は、隣接する光小学校との合同避難訓練を実施しました。
開園から16年目にして、初めての試みとなりました。
昨年の西日本豪雨では、市内でも浸水した家屋が多数ありましたが、近年の地震や台風、豪雨による自然災害の大きさを考えると、備えの必要性を痛感せずにはいられません。
一昨日、5年生の生徒さんと交流をしてから二日後の今日、訓練の本番にのぞみました。
10時。訓練の開始とともに、「大きな地震がおきました。揺れは収まりましたが、津波の心配がありますので、光小学校へ避難します」という放送がありました。
りす、うさぎの子は、職員とともに、小学校の先生に誘導していただいて、校舎の4階へと上がりました。
くま、きりんの子どもたちは、いったん、グランドの南側まで職員と移動しました。
座って待っていると、お兄さん、お姉さんたちが、駆け足で校庭に出てきました。
小学校の先生も同様に、「今後は、津波の恐れがあります。到達までには時間がありますから、慌てずに指定された教室に行きましょう」と言われました。
移動と同時に、5年生の生徒さんが、ひかり園の子どもたちを迎えに来てくれました。
「〇〇くん」「〇〇ちゃん」と名前を呼んで探してくれ、優しく手をつないでくれました。
子どもたちも素直に応じて、手をつないで移動の開始です。
交流したこともあって、私たち職員も、安心してお任せることができました。
教室に上がってからは、少し落ち着かなくて、ゴソゴソしたり、気持ちを崩しそうになる子もいましたが、お兄さん、お姉さんたちは、努めて優しく、冷静に、無理強いすることなく、子どもたちを守ってくれました(*^^*)
無事に訓練が終わりました。
災害は、無いに越したことはありませんが、とはいえ、万一、有事の際には、こうして、地域の人たちとつながり合い、支え合い、励まし合って過ごすことの心強さと大切さを感じました。
光小学校の皆さん、ありがとうございました。
今後とも、どうぞ、よろしくお願いします。