7月の最後の金曜日から土曜日にかけて、3年ぶりのお泊り会をしました。
2004年の開園以来、継続していた夏の大きな行事でしたが、コロナ禍であることを鑑みて、2020年からの3年間は、「中止」という苦渋の決断を強いられてきました。
昨年度は、年長児のみの「ミニデイキャンプ」なるものに置き換えて、カレー作りをしました。
そして、今年は、新園舎となり、施設の環境も改善されたということで、お泊り会を再開することができました。
ただし、対象は年長児のみとしました。
年少児さん、年中児さんが降園した後に、まずは、カレー作りに取り掛かりました。
まずは、お野菜を切りましょう♪
先生と一緒に。ちょっと力は足りないけれど、手元をしっかりと見ていますね。
切る気満々?!肘を上げて、腕の力で切ろうとします。
その意欲を受け止めつつ、うまく切れるように、少しだけ、手を添えます。
なんだか、うれしそうですね(^_-)-☆
こちらも、ちょっとだけ、先生の手を借ります。
できるだけ、自分の手でできるように、やってみたいという子どものねがいが実るように、手伝いは最小限に。
子ども用軍手をつけることで、危ないからと、ついつい手出ししてしまう大人の側にブレーキがかかります。
あらあらこちらは、どうしたのかしら???
いっぱい切ったので、うれし泣き?
いえいえ、玉ねぎを切ったから、涙が出てきてしまったのです(^^;)
これも経験。玉ねぎの皮をむいたり、切ったりしなければわからないことですよね。
自分の手を通し、身体を通すからこそわかることがあります。
その実感が、子どもたちの知識や情動を豊かにするのです。
さて、お野菜を切ったら、炒めなくっちゃ!
(つづく)