今日は、2学期の終業式。
そして、数日後には新しい年を迎えます。
今度ひかり園に来るときは、2019年になっています。
というわけで、恒例の大そうじをしました。
まずは、教室から。ぞうきんは、しっかりとしぼってね(^_-)
黒板は、朝の会やお帰りの会で大活躍。先生が絵を描いてお話をしてくれます。
くまぐみさんは、教室のそうじを早々に終えて、玄関ホールへ。
さらには、遊戯室へ。張り切って床そうじ。
教室よりも広いから、大変です。何度も往復して、ピカピカにしてくれました(*^^*)
りすぐみさんも、頑張りました!
床掃除に黒板拭き。初めての子も、職員と一緒にピカピカに。
そこへ、きりん組から、応援団が駆けつけました。
お兄さんに倣って、窓ふきにも挑戦しました!なかなかの手つきですよ。
きりんぐみは?というと・・・
子どもの数は少なくなっても、みんなで力を合わせれば大丈夫(^^)v
ロッカーの中もしっかり拭いて、ピカピカに。
戸は、ガラス窓だけではなく、サンもしっかり拭かなくっちゃ。
それから・・・
今日は特別にオッケー!?
高い窓は、靴箱に登って。
しっかりと力を入れて、ゴシゴシキュッキュ。
なんだか、頼もしいなあ・・・
もしかしたら、おうちでは、こんな姿を見る機会はないかもしれません。
また、こんなことができるなんて!と驚かれるかもしれません。
ひかり園に来て、初めて掃除を経験したという子もいると思います。
初めは、周囲の様子に目をやって、なんだろう?と戸惑う子もいます。
一方で、周囲の様子など気にせず、なんとなくウロウロと漂っているような子もいます。
職員に促されても、ピンとこない、それどころか、手取り足取りすると、嫌がるような子もいます。
それでも、何をするにも、「はじめて」は必ずあります。
「はじめての経験」なくしては、その先は一歩だってないのです。
その「はじめて」を大人がどんなふうに支えていくかが、療育に求められていると思います。
聞いただけではわからない、見たのでもピンとこない、興味がわかない、ということもあるでしょう。
だから、療育の中で、子どもの「わかる」「できる」「楽しい」「うれしい」をつくっていきます。
そして、私たち大人は、その気持ちを共有していきます。
子どもの発達段階によらず、子どもの特性によらず、興味の有無によらず、生まれて育ってきた時間を尊び、その上で、様々なことに挑戦してほしいと思います。
わかないだろうから、難しいだろうからといって避けることなく、あきらめることなく、子どもの発達や特性に配慮して、まずは、ひかり園の生活の中で、できるだけ多くの経験をしていければと思っています。
だからといって、おうちですぐに、こんな姿が見られるわけではありません。
そこには、集団の高まりや雰囲気、その気にさせる職員のワザがあるのです。
まずは親子で、兄弟で、おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に取り組めるとよいかと思います。
年末のおおそうじ。
忙しいとは思いますが、少しだけでも子どもの出番を考えてみてはいかがでしょうか?
1回目の次は2回目。きっと、その姿は少しずつ変わっていくはずですから。