チームおむすびのこの日の活動は、「大型すべり台」
ひかり園の子どもたちの多くが大好きな活動の一つです。
もちろん、このグループの子どもたちも例外ではありません。
座って滑るもよし!腹ばいで足から滑るもよし!でも、腹ばいで頭から滑るのはNG!頭からつっこんだら、危ないですからね。
普通のすべり台と違って、両脇に持つところがないので、少しコワイナと思ったら、足でブレーキをかけながらゆっくりと滑ることもあります。
でも、繰り返しの中で、だんだん慣れて、楽しくなって、滑り方を変えて楽しめるようになります。
こんなふうに、数名の子どもたちが毛布に乗って、ビュ~ン!ジェットコースターみたいでしょう?!
毛布は、とてもよく滑るので、スピードアップ!楽しさも倍増します。
ところが、中にはこの迫力にたじろぐ子もいます。
スピードだけではなく、友だちと団子になって滑るということにも、少し抵抗があるのでしょう。
「モウイッカイヤロウ!」と毛布を運ぶ子を横目に見ながら、その渦にはなかなか入れないK君。
みんなが滑り降りたその隙に、逆走?!(実はこれもNG!なのですけれどね…^^;)
どうやら、滑りたい気持ちはあるようです。
先生に励まされて、勇気を出して、毛布の端っこに乗ってみます。
やっぱりこわ~い?
それでも、あまりスピードをださないようにして、GO!!
見事に滑り降りることができました!
「やったねえ!」先生も子どももうれしそうです。
その後も、ゆっくりゆっくり繰り返して、とうとう・・・
先頭車両に乗りましたよ(^^)v
まだ、ちょっと不安そうな表情ですけれど、「ヤッテミタイ」でも「デキルカナ…」そんな心の揺れを受け止めながら、慎重に慎重に。怖くないように、失敗しないように。
GO!!
手応えは…?
「イェ~イ!」のハイタッチ。
喜びが、弾む心が伝わってきますね。
「イヤ」「シナイ」の言葉や行動の裏側にあるもの。
「本当にいやなの?」「本当にしたくないの?」
そんなふうに、子どもの気持ちを見つめたいと思います。
わたしたちは、子どもの内面にある「本当の気持ちやねがい」を大切に受け止めていきたいと思っています。