きりんぐみの子どもたちがクッキングをしました。
新入園児さんが6人入った今年のきりん組は、目下のところ、あれもしたい!これもしたい!ずっとしたい!もっともっとしたい!!という面々。
グループで、役割分担して、というきりんぐみ恒例のクッキングスタイルは、まだ早いかな?
というわけで、今回は、個人戦でピザづくり。
おなじみのぎょうざの皮に、ピザソースを塗って、ソーセージとブロッコリーとチーズをのせて、ホットプレートで焼くというシンプルな工程です。
思い思いのレイアウトで、早々に完成!
・・・と?!ロッカーの前で指を吸いながら眺めているものあり。
というのも、さあ、クッキングをしよう!ということになったのだけれど、いざ準備に取り掛かるのに、トイレに行った子が帰ってこない!手を洗いに行った子が帰ってこない!迎えに行った子が、そのままつられて?戻って来ない!そんな中、「よし、ぼくが!」と迎えに行ったつもりだったのに、一緒になって遊んでいると誤解され、叱られてしまったというのです。
(そんなぁ・・・。ぼくは、お友だちを迎えに行っただけなのに・・・)というのが本人の言い分。
でも、先生の見立て(意味づけ)は少し違うようです。
モヤモヤした気持ちをどこへ持って行ったらよいのやら。
同じように叱られた友だちは、楽しそうに作っています。
あぁ~、困ったなあ。
ピザは作ってみたいし、もちろん食べたいなぁ。
かまってほしくないような、でも、誘ってほしいような・・・(困っているのでしょうね)
先生と、教室から出て、ちょっとお話。
子どもの思い(言い分)をていねいに聞き取ることも大切です。
「やってみよう」と思ったら戻ってきたらいいよと声をかけて、先生が先に教室に戻ってきました。
さて、気持ちに折り合いはつくのでしょうか・・・?
さあ、具が乗ったら、ホットプレートで焼こうね。
あらあら?場面が変わったこともよかったのか、いつのまにか仲間入り(^^)v
教室に戻ってきたものの二つのテーブルのうち、どちらにしようかな?
この迷いには、選ぶ基準として、先生が人数が多い方と少ない方という具体的な手がかりを示してくれました。
そして、選び取った取ったのは、人数の少ない方のテーブルでした。
良かれと思っても、大人が勝手に決めてしまわず、子どもが頭の中で二つのことを並べて、じっくりと考えられるような「間」をもつことも大切です。
焼き上がり!
どの顔もうれしそうですね(^_-)
すったもんんだしたけれど、最後には、自分で決めてやりきれたという手応えが、自信へとつながっていくのです。
「みんなと一緒に」おいしくいただきました(*^^*)
終わりよし!かな?