先週の水曜日は、お別れ遠足でした。
卒園式を除いて、年長児さんにとっては、ひかり園での最後の行事です。
また、年少、年中児さんにとっても、年長児さんとの最後の行事です。
この日は、あいにくの雨でしたが(朝は、辛うじて曇っていたので…)、楽しみにしている子どもたち、お休みを取って都合をつけて下さったおうちの方のためにもと、決行しました。
急遽、芦田交流館でお集まり。
恒例の年長児さんのお披露目。順番に自己紹介をしましたね。
入園したての春の遠足では、抱っこされる子が多いのに、この日はみんな、自分の足で立っています。
うれしそうな、恥ずかしそうな笑顔を見せる子どもたちに、こちらまで、うれしいやら、頼もしいやら(*^^*)
10時を過ぎて、いよいよ小雨がぱらつき始めました。
もう、待っていても仕方ない!動物園へ行こう!!
傘をさして、かっぱを着て、帽子をかぶって、その上からフードをかぶって、よし、出発だ!
ペンギンコーナー。パンフレットを指さして、フムフム…?真剣な表情です。
今日は、雨降り。きりんさんもおうちの中。
うわ~、モリモリ食べてるねぇ。
ここは、テンジクネズミさんのおうち。今日は、ふれあいタイムはないかな(^^;)
わあ!!トラさん、こんにちは…
雨の日の動物園は、いつもより少し静かなので、トラさんもちょっと心穏やかなのかしら?
いえいえ、大型バスのお客さんに、一般のお客さんもちらほら。
ぞうさんも、あめふりさんぽ?見れてよかったね(^_-)-☆
ペンギンさんと背比べ。大きくなったでしょう?
「せんせ~、もう、うちの子、2週走ったよ!」はい、今年もいました。走る子どもを追いかけて、ほとほと疲れてしまったお母さん(^^;)
「おお、そりゃ、大変だったね。今はそれが楽しいんよね。でもね、チラッとは見てるのよ。少しずつ少しずつ、変わっていくからね。楽しみね」
「え~!!?ほんまかなあ?」
毎年定番のやりとりです。
気休めではありません。ほんまなのです。
発達に障害がある子どもたちは、イメージの乏しさ、もちにくさを指摘されることがよくあります。
それも特性の一つなのかもしれませんが、一方で、身体を専門とする先生は、「身体の柔らかい子は、なかなかじっとできないから、そもそもじっくりとものを見るということがない。だから、頭の中にイメージできることが残らない」と。
「だから、動物園はいいよ。何か一つでも、好きな所ができると、立ち止まるし、よ~く見るし」と。
なるほど、それも一理あるか…
抱っこばっかり、追いかけてばっかりで、動物園に何しに来たのかわからない?!楽しくない!と思ってしまうお母さんもいるでしょう。
でも、決して、ずっとは続かないのです。
大好きな人をちゃんと意識できるようになれば、お父さん、お母さんの指さす方に目を向けるようになるでしょう。
その中で、好きな動物が、きっと、きっとできるでしょう(もちろん、苦手な動物もいるでしょう)
身体がしっかりしてくれば、よく歩き、同じ姿勢で長々と眺められるようになるでしょう(もちろん、苦手な所は足早になるでしょう)
今日はどうだったかな?この次はどうかな?どの動物が好きなのかな?どこが苦手なのかな?…と、子どもがきっときっと、変わっていく姿を楽しみにしながら、積み重ねていきましょうね(^_-)-☆
雨の中をご迷惑をおかけしました。ご協力いただき、ありがとうございました(*^^*)