昨日、17回目の運動会が無事に終わりました。
今年度は、コロナ禍の中で、中止にしたり、変更したりした行事が数々ありますが、「運動会をどうするか?」ということについて検討した結果、「運動会はしたい!」「運動会をしよう!」という前提で、9月から取組みを始めました。
日々の取組みや当日の安全面に配慮をしつつ練習を積み重ね、準備を進めていきながら、一方で、途中で中止という決断をしなければならないかもしれないという緊張感と覚悟も持ちながらの取組みでした。
1日にリハーサルを終えて、少しホッとしたところでしたが、今度は台風が発生し、さらに、緊張感が増しました。
運動会当日は曇天でしたが、雨にも風にも見舞われることなく、サブアリーナには、例年通り、各家庭で手作りの万国旗を飾ることができました。
会場でのリハーサルがなかった「年長太鼓」は、運動会のクライマックスの演目でもあります。
12時前。予定通りの出番ですが、少しおなかもすいてきたところでしょうか。
年長さんの入場です。サブアリーナの2階からは、お客さんが見守っています。
1階のフロアーでは、引率のおうちの方が見守っています。
少し、緊張しているでしょうか。
前日は、2度目のお披露目会でした。仕上げの練習でもありました。
来年度の入園に向けて、見学に来られている方が数名いらしたのですが、感動して涙される方もいらっしゃいました。
それくらい、子どもたちのパワーが遊戯室にみなぎっていたのだと思います。
「トントントントン」「トーンカチ」「カチカチカチカチ」「ユーラユーラ」「クルクルクルクル」「ヤア、ヤア、ヤア!」
動きを言葉(音)で共有しながら、心を一つにして、練習を積み重ねてきました。
広い会場に、子どもたちの声と太鼓の音が響き渡りました。
会場の皆さんの多くが、立ち上がって、温かく見守り、拍手を送って下さいました。
年長さん!とっても素敵でしたよ。
毎日の練習も、本当によく頑張りましたね。お見事でした!
今年の運動会は、観客の数を制限させていただき、検温やマスクの着用などにもご協力いただきました。
年長さんにとっては、最後の運動会ですから、是非とも見たいと願っていたご家族も多かったことと思いますが、ご無理をお願いしました。
ご理解、ご協力をいただき、心から感謝致します。
おかげさまをもちまして、例年通りに「年長太鼓」で運動会を締めくくることができました。
こうして、大きな行事に向かって、目標を持ちながら一日一日を積み重ね、一つの区切りをつけることは、子どもの生活において、とても大切なことではないかと考えています。
長い見通しというのは、大人でもなかなか持ちにくいものです。
まずは、短い見通しの中で、手応えを得られるような生活づくりをと考えています。
この運動会をひと区切りにして、また子どもたちは、前へ前へと歩き始めます。
私たちもまた、大きく息を吸い込んで、子どもたちとともに歩んでいきたいと思います。
最後まで、温かく見守っていただき、本当にありがとうございました(*^^*)