2月3日、幼児棟では「今日は節分だよ。鬼が来るねー。鬼退治用の豆を作ろう。」と子どもたちに呼びかけ、朝から新聞紙を丸めて大きいのやら小さいのやらギュッギュッと力をこめて豆まき用の豆を作りました。
まずはお面を相手に練習です。
鬼がいつ頃来るかは職員には知らせてありますが、子どもたちは知りません。
今年は、3時のおやつの後みんながリラックスしている所へ、窓越しから鬼がやってくるのが見えました。
見た瞬間、子どもたちは顔色が変わり涙も出てきて、はじめのうちは豆を投げるのも忘れているようでした。
その中でも昨年は逃げまくっていた4歳のH君、練習の成果?もあったのか泣きながらでも鬼に立ち向かい、力いっぱい新聞紙の豆を投げ続け追い払っていました。
その後、鬼は男子棟と女子棟へ移動です。
どちらの棟も小学校低学年の子どもは鬼の正体が分からず逃げまくりますが、学年が上になると豆まき用に準備された落花生を、鬼めがけて思いっきり投げてきます。
鬼は豆を投げられて、豆が当たった所が痛いと嘆いていました。
鬼さん、お役目お疲れ様でした。
鬼の登場によって、涙があふれた子も鬼に豆を思いっきりぶつけた子も目には見えない災いが逃げていったことでしょう。